賛助会員だより

株式会社 エー・ゼット



私立大学に特化した証明書自動発行機の開発


 弊社が証明書自動発行機を手がけることになったのは、7年前立命館大学の事務システム課からいただいた要請でした。「学生数から計算して10台ぐらい導入したいが、廉価に開発できないだろうか」との要望により、以下の三点の課題を解決し、証明書自動発行機を開発いたしました。

証明書の発行が4月から6月に90%集中する。
国公立と違って、証明書が有料である。
学割の発行と一体のため紙詰りトラブルが多い。
 以後、立命館大学、青山学院大学をはじめ多くの大学からの意見により、
1)証明書の発行時期の集中が就職難に伴い益々集中化が進行している
2)証明書の自動発行により教務課の負担は激減する一方、会計課などの現金を管理する部署の負担が増すことが分かってきました。
 1)の問題は高速のプリンターを採用、2)については、現金管理をプリペイドカードを料金徴収媒体にすることで解決いたしました。
証明書発行機設置例(関西大学)


プリペイド料金徴収の特長

■集中する証明書発行をスムーズに

 発行プリンターの高速化(40枚/分)とプリペイドカードにより、一人当たりの発行時間を大幅に短縮でき、待ち行列ができません。繁忙期は用紙補給より、1日数回以上の釣銭補給の方が深刻で時間と手間を要する問題を一挙に解決することができます。

プリペイドカード販売機と証明書発行機

■学生サービスを力点に

 証明書発行機には現金処理の必要がないため、セキュリティー管理面からの置き場所の制限がありません。運用時間を現金管理職員の勤務時間外まで延長できます。


プリペイドカードを証明書発行でご利用の大学

 関西大学・桃山学院大学・神戸松蔭女子大学・追手門学院大学(ICカード)・広島女学院大学(本年4月から運用開始)・立命館大学・青山学院大学(ICカード)・同志社大学・甲南大学(本年4月から運用開始)などプリペイドカードをご利用・ご検討の大学が急速に増える中、「プリペイドカードが証明書発行の料金徴収のみにしか利用できない。学生のためにも他の料金(コピー・学食・自動販売機)徴収の手段として利用できるようにして欲しい!」という新たな要望が出てきており、現在開発を行っております。プリンター用紙の有料化・学食の券売機を青山学院大学(既に運用中)、コピー機の料金徴収端末を追手門学院大学(本年4月運用開始)を近々発表いたします。

 最後に、青山学院大学の方からのお言葉を引用します。「これからの商品はユーザの要望に的確に応え、良いものは安い!という精神で開発すべきだ。それは需要数を考えて価格を決めるのではなく、需要を喚起する製品を開発することで実現できる」これを弊社の営業姿勢として、取り組んでいく所存です。


問い合わせ先
  株式会社エー・ゼット
  システム営業部
  取締役部長 山内 耕一
  http//:www.az-kk.co.jp
  TEL: 0798-64-0005(代)

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