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サクサ株式会社

白鴎大学への非接触ICカード学生証導入事例



 白鴎大学では、2002年4月、キャッシュレス機能をもった非接触式ICカードを学生証に採用し、出席管理、証明書予約/発行、図書館貸し出し管理/入館ゲート、プリント課金、入退室管理、駐車場利用ゲートなど、非接触ICカードを活用した、様々なシステムの展開を図っています。

出席管理システム

 73教室に95台の壁掛け型の読み取り装置を設置(ゼミ室・演習室を除く教室の約90%)し、学生は教室に入室する際に読み取り装置に学生証をかざすことで出席処理を行います。
 読み取り装置に格納された出席情報は授業終了毎にネットワークを介して自動的に収集しデータベースに格納され、最新の出席状況としてWebブラウザで確認することが可能で、教員から学生に対する学習指導、生活面でのケアなどに本システムの集計結果を活用されています。

出席管理端末

学生情報端末

 学生情報端末は、白鴎総合情報システムにおけるフロント端末として各種証明書や通知書の発行予約に活用されています。(本校舎に9台、東キャンパスに10台設置)
 本端末は極力厚みを抑えた薄型の筺体に、タッチパネル付ディスプレイ、非接触ICカードリーダ、プリンタを備えており、学生はリーダ部に学生証をかざすことにより、認証を行い、学生個人向けの画面を表示し、サービスを提供することが可能です。

学生情報端末

学内キャッシュレスシステム

 プリント課金システムやICカード対応課金コピー機、証明書発行など、学内での小額決済は非接触ICカードによるキャッシュレスシステムで支払いが可能です。
 カードへのチャージ、精算は「カード入金機」で行い、学内に設置された各種課金対応機器の利用が可能です。各機器は利用ログを残す機能を備えており、カード破損時のカード内残高の保障が可能な仕組みです。

カード入金機


 以上、白鴎大学では、1枚の非接触ICカードを個人認証システムやキャッシュレスシステムで幅広く活用されており、さらに今後も様々な展開を図っていく予定です。

問い合わせ先
サクサ株式会社
(SSC)カードシステム営業部
TEL:03-5791-5532 担当:松原
E-mail:matsubara.h@saxa.co.jp


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