賛助会員だより

株式会社きんでん

ネットワーク対応出退表示システム

■はじめに

　敷地内で複数の建物に分かれていることが多い大学では、教職員の在席を把握するため出退表示設備が導入されています。出退表示設備は、教職員の在席・不在などを表示盤に一覧表示し、電話応対業務などをサポートする設備です。
　この設備は主に表示盤と操作盤からなり、操作盤のボタンの押下によりランプの入り切りを行います。

表示盤（例）	操作盤（例）
図１　従来の出退表示設備

　従来の出退表示設備（図１）では役職名や氏名に変更があった際はアクリル板を新たに作成し、各表示盤のアクリル板を取り替える必要がありました。
　弊社ではこの問題点を改善した設備として、ネットワーク対応出退表示システムを開発しております。

■出退表示システムの特長

　出退表示システムは、クライアントサーバ型のシステムで、以下に特長を示します。

• キャンパスネットワーク（イントラネット）に接続されているパソコンであればどこからでも設定変更することが可能です。
• 表示対象者の状態数［例：１）在席 、２）会議中、３）出張、４）不在］を任意に設定することが可能です。
• 表示色・文字色・フォントの変更も随時可能です。
• 表示装置ごとに表示対象者を設定することができ、表示者数も任意に設定することが可能です。

　この際、モニタサイズにかかわらず表示者数の設定が可能ですが、小さいモニタに対して表示者数をあまりに多くすると見づらくなります。したがって、設置場所や見る距離に応じて表示者数を設定する必要があり、概ね40インチで50〜60名程度です。
　図２に構成図を示します。

図２　ネットワーク対応出退表示システム構成

　出退表示の操作については、タッチパネル液晶モニタを用いることでタッチ操作により在席・不在の変更が可能です。また、専用端末だけでなく、お使いのパソコンにてWebブラウザ上から変更することも可能です。あるパソコンからは特定の教員だけを変更可能といった設定も可能です。
　この他、昨今普及しているICカードでの利用にも対応しており、カードリーダにカードをかざすだけで在席・不在の切り替えを行うことも可能です。

■弊社の事業概要

　弊社は総合設備エンジニアリング−建築系システムインテグレータ−であり、ネットワークのインフラ、サーバ構築やそれらに付随する電源・空調・内装設備等、システム導入に必要なすべての要素を盛り込んだご提案をさせていただきます。