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日本事務器株式会社

学生サービス向上・バックエンド業務の効率化CampusAvenueご紹介
〜大同工業大学 導入事例〜


■はじめに

 日本事務器では、長年培ってきた大学基幹システム構築のノウハウとC/S型統合パッケージシステム「CampusCORE21」の実績を活かしたWebサービスパッケージシステム「CampusAvenue」を開発し、2007年4月より大同工業大学に導入いたしました。


■CampusAvenueについて

 学生が入学してから卒業するまでの一貫した学籍管理・履修登録・成績管理など教学事務をサポートするWebサービスパッケージです。昨今多様化しつつある履修形態への柔軟な対応、プラットフォームの多様化などを見据えた次世代のパッケージシステムです。


■導入の背景

 大同工業大学ではシステム導入検討にあたり、近年のネット化環境・スピードが求められる時代を反映した「質の高い大学像」を目指す大学のコンセプトに基づき「リアルタイムな学生サービス」という点に着目しました。

(1)履修登録のリアルタイムチェック
  大同工業大学では学生の実践力と人間力を養うためのプログラムとして、各学科ごとの人材養成目標・教育目標に基づいた「標準プログラム」を定めており、体系的な教育が受けられる体制をとっています。
  このプログラムに沿って授業科目ごとに多くの履修条件が定められており、履修登録時においてはこの条件チェックを迅速に行うための仕組みが必要不可欠です。
 CampusAvenueでさまざまな条件を事前に設定しておくことで、履修できる科目だけを学生個人ごとに表示し、さらに授業時間ごとの重複チェック・履修登録単位上限なども含めたチェックが履修登録時に完結できるようになりました。

図1 学生ごとの履修登録画面
図1 学生ごとの履修登録画面

(2)進級・卒業要件のリアルタイムチェック
 学生が安心して履修登録を完結できる仕組みとして、履修登録時にはさらに、進級・卒業要件と学生自身の単位修得状況のリアルタイムチェックも行えるようにしました。

図2 進級・卒業判定リアルタイムシミュレーション
図2 進級・卒業判定リアルタイムシミュレーション

 このような取組みにより学生サービスを向上し、さらにチェック機能の大幅な自動化によるバックエンド業務の効率化が図られるようになりました。


■今後のシステム

 今後は、多様化する学生一人ひとりをきめ細かく学修指導するためのツール「学生カルテ」の活用、シラバス作成・公開支援サービス、ポータルサービスを通じて学生・教員・職員が双方向でやり取りできる統合サービスへの拡張を進めていきます。


■おわりに

 今回ご紹介させていただいた「CampusAvenue」も含め、日本事務器は様々な大学ソリューションを営業・SE・カスタマエンジニアの三位一体・現場密着型での万全なサポート体制でご提案・ご提供いたします。

 

問い合わせ先
日本事務器株式会社
医療・公共事業推進本部 販売企画部
TEL:050-3000-1508  FAX:03-3293-8222
http://www.njc.co.jp/
E-mail:ko−kyo−@njc.co.jp
(アドレスは全角文字で表示しています)


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