賛助会員だより

株式会社SIGEL

大学教育に特化したSNSシステム『CNS.ac』(Communication Networking Service)
〜同志社大学への導入〜

 株式会社SIGELは2007年秋より同志社大学との共同開発による教育機関向けSNS『CNS.ac』の開発に着手し、2008年4月、導入を開始しました。
 同志社大学では実践型・参加型の学習機会を重視したプロジェクト・ベースド・ラーニング(PBL)『プロジェクト科目』に参加する教員・学生間(異なる学部・学科に所属する学生等)のコミュニケーション支援プラットフォームとして利用されています。

同志社大学プロジェクト科目サイト
http://www.doshisha.ac.jp/students/curriculum/pbl/cns.php


■ 大学からの評価

 『プロジェクト科目』は「プロジェクトの推進」と「コミュニティの形成」が重要であり、『CNS.ac』は他のプロジェクトや科目担当者との交流、多忙な学生の時間の有効活用、コミュニケーションの促進、チームへの帰属意識という点においてプロジェクト科目推進におけるプラットフォームとして十分に機能している。また、『CNS.ac』上での良質なコミュニティがプロジェクトを成功させている結果が出ている。次年度からは『プロジェクト科目』履修者全員を登録制に移行し、科目担当者会議コミュニティ等を開設し、より一層の活用に期待したい。


■ 機能と特徴

 オープンソースのSNS製品では実現できない機能やサービスとなっています。

権限管理
コミュニティごとに利用者の立場に応じた細かな機能制限
タスク管理
設定した期限までにやるべきことの進捗管理
スケジュール管理
コミュニティスケジュールを参加者で共有でき、また個人スケジュールとも連動
データバンク機能
コミュニティメンバー間での文書、動画、画像等のデータ共有
ジャーナル機能
個人やコミュニティの活動記録をブログ形式で記録し公開
コミュニティ階層管理
コミュニティを階層構造で管理し、目的に応じ分類化
図1 権限設定イメージ
図2 タスク確認イメージ


■ 利用環境

 学内サーバ、専用ASPサーバ(当社管理)のいずれでも利用が可能で、小規模から大規模利用まで幅広く、またセキュリティポリシーに応じた環境構築が可能です。


■ その他の活用事例

 『CNS.ac』は教育機関向けの利用を意識しており、他にも以下の用途でご活用されています。

在学生から学内・学外への課外活動等の情報発信
校友会コミュニティでのOB・OGとのオンライン交流
在学生からの学修生活相談やキャリア支援
受験生のコミュニティ参加による大学との結びつきの強化

問い合わせ先
株式会社SIGEL
システムソリューション部
TEL:06-6265-5180 FAX:06-6265-5181
E-mail:info@sigel.co.jp
(アドレスは全角文字で表示しています)
http://www.sigel.co.jp


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