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富士通株式会社


武蔵工業大学横浜新キャンパスへの
マルチメディアシステム導入事例



 今年4月に開学(新キャンパスが作られ、ネットワークを含めた、システムを全て新規導入)した環境情報学部は、文系と理系の壁を越えた、環境と情報をキーワードに分野横断的な情報活用教育を行うために、最新鋭の情報機器とネットワークを導入している。
 学内には、ATMスイッチとスイッチングハブで接続したコンピュータ系(YC-NET)と、CCTV(学内放送)による映像・音声系(YC-CAT)の2つのネットワークが敷設されている。YC-NETでは、一般教室を含むほとんどの部屋に情報コンセントを敷設してあり、学生はインターネットの利用や学内情報の入手がどこからでも可能となっている。演習室内や常設コンピュータは、100Mbpsで接続されており、情報量の多いマルチメディア系の作業環境に配慮がされている。他方、YC-CATでは、スタジオ映像、アジアンサット衛星の映像、CATV等を学内の全室に配信でき、これらを活用した授業が行える。
 マルチメディア技術の演習を行える演習室 では、FMVにビデオデッキ、キャプチャボード(720×480DD,30fpsのスムーズな映像取込再生が可能)、スキャナ(600dpi)が、全43台に設置され、ノンリニア動画編集(Adobe Premier使用)や静止画編集(Adobe Photoshop使用)が可能となっている。
 また学生が自由に最新機器等に接することができる空間としてメディアホールがあり、ビデオ編集装置、音楽用キーボードの備わったマルチメディアパソコンシステム、UNIXワークステーションが利用開放されている。
 映像メディアルームでは、YC-CATのコントロール卓、スタジオ、リニア/ノンリニア編集設備(Avid他)、映像自動送出装置(Video Server)により、学内放送が可能となっている。
 さらに、教育・研究用の共同研究室には、高性能のワークステーションであるSunMicrosystemsの Creator3DモデルやSGIのIndigo2などがあり、各種ソフトウェアにより、情報分析、各種シミュレーション、情報の可視化技術の研究が行える環境が用意されており、別室のプレゼンテーションラボを併せて使用することで、効果的なマルチメディアプレゼンテーションが可能となっている。

武蔵工業大学キャンパスネットワーク



問い合せ先
  富士通株式会社
  第三システム事業部七システム部
  担当 生沼 豊
  TEL:03-3778-8337
  E-mail:oinuma@soc.se.fujitsu.co.jp
  URL http://www.yc.musashi-tech.ac.jp

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