賛助会員だより

株式会社理経


明星大学 青梅キャンパス 情報科学研究センター
コンピュータ技術の進化を見据え、多様化する情報教育の実現を図る



概要

 学校法人明星学苑・明星大学(以下:明星大学)は、1964(昭和39)年に設立された総合大学です。1992(平成4)年開設の青梅キャンパスは、情報学部と日本文化学部が設置され、約2,500人の学生が在学しています。
 開設以来、同キャンパスでは情報教育を重視してきましたが、今回さらに柔軟で多様な教育体制を目指して、センター系、教育系、研究系などのシステム環境の一新・整備が行われました。



システム概要

 新システムは、「先生方のコンピュータを使った教育に関する多様なニーズを十分に受け入れること」、さらに「PC系(Mac、WindowsNT)/UNIX系それぞれの自主利用室を設け、学生がいつでも自由に使える環境を整備すること」を目指しました。また従来コンピュータの使用が比較的少なかった日本文化学部でも、インターネットによる情報収集や発信/活用を図って欲しいという発想から、すべての研究室に情報コンセントを張り巡らすことにしました。さらに事務系は、PC1人1台環境の実現を目標としました。




特長

 システムの最大の特長は、センター系、教育系、研究系ともひと足先に構築されていたFDDIの基幹系ネットワークに接続して、末端まで100Mbpsのイーサネットで結ばれ、スイッチングハブによる負荷の分散が図られていることです。 教育系では、合計112台のWindowsNTベースのDIGITAL Personal Workstation 200iを、クライアントとして採用。またファイル・サーバにはDIGITAL UNIXを載せたAlphaServer 4000×2台を設置しています。さらにプロキシ・サーバとして、DIGITAL UNIX搭載のAlphaStation 500をPC(WindowsNT)教室用、 WS(free BSD)教室用、Mac教室用に、計5台配置しています。同時に研究系では電子情報科研究室にすべてAlphaStationを導入、その他の学科や事務系にはPCを配布しました。

 近年のUNIXやPC、さらにインターネットの普及など計算機環境の大きな変化は「理科系/文化系」という従来の枠にとらわない、柔軟で多様な情報教育、まさに「コンピュータを教育の道具として、自由に使いこなせる環境」の実現を可能としたのです。



問い合せ先
  株式会社理経
  コンピュータ事業部 大学官公庁営業部
  TEL 03-3345-2170 FAX03-3345-2165

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