平成17年度 短期大学部門検討会議 開催報告

日  時 平成17年6月11日(土)13:30〜17:00
場  所 関西大学(大阪府吹田市)
   
主  催

社団法人 私立大学情報教育協会

   

参加対象

全国の国公私立短期大学の教職員
   
参加者数 44名(36短期大学)
   
開催趣旨

短期大学の窮状を改善するための新しい取り組みについて、教育、学生支援(サービス)の面などから情報技術の活用を視野に入れつつ戦略的な方策を研究協議する。

13:30 開会挨拶 社団法人 私立大学情報教育協会 会長
13:35 事例紹介1 「キャリア教育における学生支援の組織的取り組み」
金城大学短期大学部 藤元 宏一 氏(ビジネス実務学科助教授)
目的意識や職業意識の明確化などを目的としたキャリア教育と、学生カルテなど学生支援のための学内情報の共有化について、取り組みを紹介していただいた。
14:05 事例紹介2 「学生の質保証を目指した英語学習支援」
京都外国語短期大学 柳田 博明 氏(英語科長、教授)
学生個々のレベルに応じた教育の実践、成績評価システム、CALL教材を活用した学習システム、カルテ方式の個人学習記録システムなど、総合的な学習支援の取り組みを紹介していただいた。
14:35 休 憩
14:50 事例紹介3 「学習意欲を高めるための幼児教育におけるIT活用」
常磐会短期大学 新谷 公朗 氏(幼児教育科講師)
幼稚園・保育所での情報機器の利用機会が増している現状を踏まえ、幼児教育の中で課題作成にITを活用して学生が主体的に学習する実践例を紹介していただいた。
15:20 事例紹介4 「社会のニーズに対応したIT教育への取り組み」
育英短期大学 宮田 聡子 氏(現代コミュニケーション学科助教授)
社会の要請に応えられる人材を育成するため、主体的に情報を活用し発信する能力を身につけさせる実践的な情報リテラシー教育について紹介していただいた。
15:50 休 憩
16:00 全体討議 「魅力ある短期大学を目指した教育・学習支援」
前半での事例を踏まえ、魅力ある短期大学を実現するための教育政策、ファカルティ・ディベロップメント、学生一人ひとりの質を高めるための学習支援、地域との連携などについて、情報技術の活用を視野に入れつつ新しい取り組みを模索した。
     
 
パネリスト 金城大学短期大学部  藤元 宏一 氏(ビジネス実務学科助教授)
  京都外国語短期大学  柳田 博明 氏(英語科長、教授)
  常磐会短期大学  新谷 公朗 氏(幼児教育科講師)
  育英短期大学  宮田 聡子 氏(現代コミュニケーション学科助教授)
  運営委員  荻野 七重 氏(白梅学園短期大学情報処理センター長)
  運営委員  鈴木  隆 氏(立教女学院短期大学幼児教育科助教授)
座 長 運営委員長  和田 茂穂 氏(千葉経済大学短期大学部ビジネスライフ学科教授)
17:00 終 了