研修プログラム

1.全 体 会   

基 調 講 演

学校法人(大学)の経営に於いて期待される職員の役割

菅野 卓雄氏(東洋大学理事長)

 現在日本の社会では、大学を設置している学校法人とその大学の経営に於いて、教員以外の職員も大きな役割を果たし、その寄与は不可欠であることが十分に認識され、正当に評価されているとは言い難い。私立大学の経営に係る高度の専門性と経験の集積・継承、国際社会での共通性等に裏付けられ、特に情報ネットワークを活用した高い企画能力、実行力、評価力をもって理事会における業務決定を輔弼し、業務執行担当理事のもとで、学校法人(大学)の経営の担い手になることが職員に対し求められている。
  本講演では、職員に対する期待と求められる役割等について共通理解を持つことを目的とする。

 

 事 例 紹 介

 基調講演終了後、各分科会開始前に、大学としての教育支援のあり方を理解するために有用な事例紹介を行います。事例紹介は複数の発表から参加者の興味・関心に応じて二つ選択します(参加する分科会によっては、聴講が必須の発表もあります)。 詳細は本研修会Webサイトに随時更新します。聴講希望の申込みは事前にWebサイトを通じて行います。  

事例紹介予定

A日程:

  • 帝塚山大学     eラーニング 『TIES』の取り組み」

  • 札幌学院大学    「電子的な学生指導シート『はぐくみ』の活用」
     ほか2件

B日程:

  • 日本福祉大学    「循環再生産型学習スタイルによる人材育成」

  • 関西国際大学    「キャンパスマイレージによる学習意欲向上の取り組み」

  • 名古屋学院大学  「キャンパスコミュニケーションシステム」

  • 札幌学院大学    「電子的な学生指導シート『はぐくみ』の活用」

*上記の他、各分科会内にて、必要に応じて参加者や外部関係者からの事例紹介を行うことがあります。

2. 分 科 会 概 要

A−1 学生基本情報の活用

【分科会のねらい】

学生基本情報はあらゆる業務の核になるデータとして、すでに多くの大学で有効利用するためのシステムが構築されているが、教育支援への活用に関しては教職員のコラボレーション、父母のニーズの変化、個人情報保護法などの課題があり、未だ発展途上にあるのが実情である。これらのハードルをクリアし、学生ポータルの構築や学生カルテなど、学生基本情報を活用した新たな教育サポートを実現していくためにはどのような対策が必要なのか。職員の教育参加という視点に立って、学生基本情報を利用した様々な取り組みとその可能性について検討する。

 【メインテーマ】 学生基本情報を活用した教育支援の新たな可能性

 【サブテーマ】

  • ポータルサイト・学生カルテに見る新たなサービス

  •  学生・父母のニーズへの対応と個人情報保護

  •  教育改善・大学改革を実現する教職員コラボレーション

  •  システムの再構築と情報のメンテナンス

 【対象者】学生基本情報を利用または管理するすべての部門

 【ミニ事例発表】

 参加者事前レポートの内容をもとに、先進事例についてはミニ事例として発表をお願いする。

 【事前レポート】

 討議を円滑に進めるため、参加者は以下の内容についてA4判1枚程度にまとめてレポートを事前に提出してください。

  1. 自校の学生基本情報システムの概要
    ・学生基本情報システムの有無
    ・各部署の連携とシステムのメンテナンスの現状

  2. 教育支援や学生サービス(就職、生活支援等を含む)に利用している具体例
    ・現在利用していない場合は参加者の考え
    ・職員の教育参加や教員との連携について

  3. 個人情報の安全管理について

  4. その他、討議・情報交換希望項目

 

A−2 財務情報の戦略的活用

【分科会のねらい】

平成174月より私学法が改正施行され、財務に関しては、公共性を有する法人としての説明責任と関係者の理解が得られるような情報開示体制が求められている。また今年度は、一部改正された学校法人会計基準のもとでの初めての財務情報開示となった。
 この分科会では、これら改正に伴う各大学の対応状況と課題を共有し、今後の財務情報開示のあり方について検討する。また、検討に当たっては、各サブテーマの視点から、教育研究のための資金の獲得と捻出のために、財務情報を戦略的に活用することが不可欠であるので、望ましい財務システムのあり方について考察する。

 【メインテーマ】 「攻めの財政」と「守りの財政」を支える財務情報

 【サブテーマ】

  • 外部資金を獲得するための財務情報の開示のあり方(大学の格付けを含む)

  • 財政計画と予算管理を一元管理するための機能別予算の必要性

  • 財務状況の点検・評価(PDCA)のしくみ

  •  内部統制・日本版SOX法など

 【対象者】 財務情報を提供あるいは活用しているすべての部門

 【ミニ事例発表】

 事前にサブテーマ担当の振り分けを行い、サブテーマ担当グループ毎に、事前に検討や調査をしていただいた討議資料や先進事例について、分科会全体によるサブテーマの討議の冒頭で発表をお願いする。

 【事前レポート】

 運営を円滑に進めるため、以下の内容を記載したA4で1〜2ページ程度のレポートの事前提出をお願いする。

  1. 参加者のプロフィール(必須)

  2. 担当したいサブテーマ(必須)

  3. 財務情報と各サブテーマとの関連についての意見や討議希望内容(選択必須)

  4. 各サブテーマにおけるITの活用についての意見や討議希望内容(選択必須)

  5. 自校の平成17年度財務情報開示状況と今後の課題(必須)

  6. 自校の資金調達構造とその体制および戦略(任意)

  7. 自校の管理経費削減事例と教育研究経費の適正配分事例(任意)

  8. その他情報交換希望事項(任意)

[]

  • 必須:必ず記載してください。

  • 選択必須:少なくとも、3または4のどちらかは記載してください。

  • 任意:資料や事例等ございましたらご紹介ください。

A−3 個人情報保護の対応

【分科会のねらい】

学生の質保証を進めていくには、学生一人ひとりの進路情報、職業観に関わる情報、成績情報等、個人の人生設計に必要な情報を大学として整備し、その上で個別指導や相談・助言に当たることが不可避となっているが、それを実現しようとすると、個人情報保護の面から情報の収集・活用について制限が生じる。
 この分科会では、大学として整備すべき学生の個人情報の内容、取り扱いのルール・体制、情報管理等の観点から、個人情報保護への対応策を模索する。

 【メインテーマ】学生個人情報の活用と個人情報保護との対応

 【サブテーマ】

  • 学生支援における情報資産の活用と個人情報保護とのバランス

  •  教員が扱う個人情報の把握と管理

  •  技術的なセキュリティ対策の導入と評価

  •  個人情報保護推進体制の運用と課題

【対象者】情報部門管理部門を問わず個人情報保護に係わっている方、もしくは関心のある方

【ミニ事例発表】

 参加者事前レポートの内容をもとに、先進的な取り組みを行っている大学には、事例発表をお願いすることがある。

【事前レポート】

 討議を円滑に進めるため、参加者は以下の内容についてA4判1〜2枚程度にまとめてレポートを事前に提出してください。

1.参加者及び所属大学のプロフィール

(1)大学名、所属(役職)、氏名、連絡先メールアドレス

(2)勤続年数及び現職勤務年数(9月末日時点)

2.自校の個人情報の取り扱いについて

(1)個人情報の取り扱いのルール

(2)教員に対する保有個人情報の調査状況

(3)技術的なセキュリティ対策の導入状況(製品名、機能、特色)

3.討議希望項目(サブテーマを中心に、理由・討議内容を簡潔に記入してください)

 

※個人情報保護推進体制図、関連規程、機密保持契約書、教職員・学生向けハンドブック等、当日の分科会の討議に参考となるものをお持ち頂き、参加者同士情報交換を行います。

A−4 戦略的教育支援

【分科会のねらい】

学生の基礎学力の低下、学習意欲の低下、人間力の低下が教育現場での最大の課題となっている。大学は、学生を受け入れた以上、動機付けを高め達成感を持たせる工夫等を行いながら、4年間ないし6年間の履修を通じて、大学が目指す人材の育成を果たさなければならない。古くからの教育手法では、学生の能力に見合った教育が困難であることから、教育のあり方を工夫(FD)することが喫緊の課題となってきている。
 本分科会では、教育内容や教育方法の改善・向上を実現するために、教員と連携して授業の設計・開発・運営・点検・評価について職員の立場から解決策を見出すことにしたい。

【メインテーマ】 教育支援のための戦略

【サブテーマ】

  • 教育支援のための組織体制

  • FD対策としての教育支援

  • 教育の自己点検・評価のしくみ

  • 講義支援システム

  • コンテンツ作成支援

【対象者】

 教育支援に何らかの形で係わっており、現在抱えている課題の解決方法を模索しながら、より積極的な教育支援のあり方を検討する担当者もしくは関心のある方。

【ミニ事例発表】

 参加者事前レポートの内容をもとに、先進事例についてはミニ事例として発表をお願いすることがある。

【事前レポート】

討議を円滑に進めるため、参加者は以下の内容についてA4判1枚程度にまとめてレポートを事前に提出してください。

  1. 参加者の自己紹介(大学名、所属、現所属での勤務年数、メールアドレス、大学のURL)

  2. テーマのいくつかについて自学の現状と課題

  3.  この分科会に参加される動機と目的

A−5 戦略的な大学Webサイトの構築

【分科会のねらい】

 大学は社会からの理解と支援を得るため、アカウンタビリティとして教育、研究、社会貢献、財政状況、第三者機関による評価結果等の情報開示が求められている。加えて、大学のステータスを高めるために、特色発揮を通じて他大学と差別化を図り、社会に強くアピールすることが求められている。その広報手段として、大学Webサイトは極めて重要であり、戦略的に構築されることが望まれる。
 本分科会では、各大学のWeb広報の現状・問題点について、学生確保、教育改善への取り組み、研究活動の特色、大学経営の工夫・改善等の面から分析し、戦略的なWeb広報のあり方を模索する。

 【メインテーマ】 効果的なWeb広報と情報発信

 【サブテーマ】

  1. 外部機関によるWebサイト評価の視点

  2. 戦略的なWebサイト設計・構築・運用

  3. 公開すべき情報資産とは

  4. Webサイトを通じた社会との連携

【対象者】広報・企画部門及び大学情報を発信している関連部署

【ミニ事例発表及び参考事例報告】

  1. 参加者事前レポートの内容により,先進事例として数件の事例発表をお願いする。

  2. Webサイトのランキングを行っている企業より評価の視点、広報サイトに求められる役割、課題などを伺う。

 【参加者事前レポート】

 以下の項目について自大学の状況をA4サイズ2枚以内にまとめ,事前に提出していただくこととする。

  1. ホームページアドレス

  2. 研修への参加目的

  3. メインテーマ,サブテーマに沿った自大学の現状と課題,今後の計画や提案

  4. テーマに則った討議希望項目及び情報交換希望項目

B−1 学びの主体性を喚起する学修支援システム

【分科会のねらい】

学生の学力低下や学習意欲の喪失が問題となっており、学生の動機付けを高め、主体的な学びを促すことが喫緊の課題となっている。単に卒業必要単位数の取得を目標とした履修方法では学生の学びを喚起することはできない。目的意識を持たない学生にいかに授業に積極的に参加させ、社会に貢献する人材を育成していくには、学生一人ひとりの将来設計、進路設計に応じた学びが実現できるよう、学生の多様なニーズに応じた学修支援が必要である。それには、学びの重要性やカリキュラムの意義をわかり易く紹介するシラバスとそれを活用させるためのシステム作りが必要である。また、学生が履修状況の自己点検・評価を通して自ずと学修意欲を促進する、学生個別の履修支援が達成できるようなシステム作りと教職員による連携が求められる。
 本分科会では、学生の自立的な学習を促すための履修支援・シラバスシステム等の充実や、学生に対する親密な相談・助言を可能にする支援体制、学修支援システムのあり方等について模索する。

 【メインテーマ】 学生の主体的な学びを促進させるシステムの構築について

 【サブテーマ】

  • 学生の学修行動(履修計画策定から登録、学習活動を経て、学習成果確認に至る)の各プロセスを効果的に支援するシステム・機能について

  •  望ましいシラバスのあり方(マルチメディアの活用、履修支援システム・シラバスシステムの連携、履修要項とシラバスの整合・見せ方、シラバスを読ませる工夫等

  •  新たな教育制度やカリキュラムとの連関について

 【対象者】教務事務および学修支援システム開発・運用に携わる方

 【事前レポート】

 以下の項目についてA4用紙1ページ以内にまとめ、提出していただきます。

  1. 自大学における学修支援システムの現状及び課題。

  2. 特に討議を希望するテーマとその理由。

B−2 キャリア形成支援

【分科会のねらい】

大学が「人材育成」という社会的使命を果たすためには、キャリア形成支援部門が教務部門や教員組織とも連携しながら部門を越えた全学的な観点から問題解決の中枢として機能しなければならない。ITの活用についても、これを単なる「就職活動支援」という狭い対象に止めず、大学全体として取り組むべき「人材育成」という課題を実践するためのシステムとして捉えることが重要である。
 本分科会では、参加者が自由な発想の中から新たなアイデアやサービス、有用な支援モデルの糸口を導き出す作業を通じて、教育を支援する能動的職員としての意識発揚を目指す。

 【メインテーマ】 キャリア形成を支援するための効果的な情報とその活用

 【サブテーマ】

  • 進路観の醸成、キャリア形成を支援する情報システムとは

  • 学生の状態や到達度に応じた的確かつ有益な情報提供のあり方

  • 社会と連携したキャリア形成支援を実現するための情報ネットワークの利用

  • 多様な情報やナレッジの蓄積と組織的活用

  • 教員組織との連携、キャリア関連科目等の実践と効果

【対象者】 就職・キャリア形成支援、学生支援、教務部門

【ミニ事例発表】

 参加者の事前レポートの内容により、先進的な事例について発表をお願いすることがある。

【参加者事前レポートの形式】

 運営を円滑に進めるため、以下の内容についてA4サイズ1〜2枚にまとめ、事前提出をお願いする。

1.参加者及び所属大学のプロフィール
(1)大学名、所属(役職)、氏名、連絡先メールアドレス
(2)勤続年数及び現職勤務年数(9月末日時点)
(3)就職支援・キャリア形成支援部門の体制
  (委員会等の構成、教員・専任職員・非専任職員の人数内訳)

2.ITを活用したキャリア形成支援の取組について
― 単なる「就職活動支援」にとどまらない、広義の「キャリア形成支援」の取組
(サブテーマを意識しながら、実施状況、効果、問題点・課題等について具体的かつ簡潔に)

(1)学生個人情報の収集と活用
(2)ネットワークや携帯電話等コミュニケーションツールの活用
(3)教職員の連携を促進する情報の組織的活用
(4)Web等による各種情報提供
(5)その他特徴的なIT活用事例

3.討議希望項目(サブテーマを中心に1〜2項目を各200字程度にまとめる)

B−3 教育学術情報政策

 【分科会のねらい】

いま、大学図書館に対する期待は、より実質的な教育支援のための情報サービスに比重が移りつつある。そのため、膨大な学術資源の戦略的導入、授業理解や自立的学習を促進させるような情報提供、教材を含む各種コンテンツ作成支援、知財を含む成果物の権利保護など、新たな諸課題をクリアしなければならない。
 本分科会では、教育支援のための教材情報(図書・論文・DVD・データベース・eジャーナル・Webコンテンツ等)のアーカイブ化のあり方および実現のための体制づくり、権利処理、について考え方を整理する。

【メインテーマ】大学の新時代を支える学術情報基盤とは

【サブテーマ】

@     教育研究を補完する情報基盤、機関リポジトリ
  基盤要件、情報蓄積の手段、収集の工夫

A     学術情報の実質化
  アクセス誘導、ポータル、検索エンジン、見せる工夫

B     学内の情報コミュニティ
   FDコミュニティ、進路コミュニティ、図書館コミュニティ

C     コンテンツ制作と環境整備
   学習素材の収集、編集、利用者教育  

【対象者】

図書館部門、情報化(ICT)関連部門、教育サービス・学生サービス部門、生涯学習部門等の職員

【ミニ事例発表】

  リポジトリ・ツールの機能紹介又はミニ事例等2、3題を設定し、分科会席上での発表(20分/件)を予定する。(なお、自・他問わず希望テーマがあれば事前レポートでご紹介ください。)

 【事前レポート】

  以下の事項について、A4判縦1枚横書きにまとめ、研修会参加申し込み時にご提出下さい。

  1. この分科会への参加動機

  2. メインテーマ、サブテーマに関する貴校の取り組みの状況または展望

  3. 他大学との情報交換希望項目(特にある場合のみ)

B−4 ICカードを活用したキャンパスライフ支援

 【分科会のねらい】

 大学の施設・設備・図書・教材等の利用に当たっては、これまでは主に磁気カードにより対応してきたが、カードの特性上、個々人の属性情報を網羅的に取り扱うことが難しい。大学の資産を効率的に管理し、より利便性の高いサービスを提供するには、認証機能に優れ、利用履歴の一元的管理ができるICカードを活用することが一つの解決策になり得る。学生はもとより、教員・職員に携帯させることにより、学内の情報利用、施設・設備利用、図書利用、学内サービス利用、決済手段としての利用など、各種の利用情報の一元管理が可能になるほか、教育支援への活用の可能性も期待される。
 そこで、本分科会では、ICカードの利用動向についてシステム導入事例をもとに討議し、学生証や職員証をICカード化する際に必要となる様々な機能や運用ポリシーについて検証し、導入の成果と運用時の課題を明確にする。

【メインテーマ】 ICカード導入によるメリットと運用課題の確認

【サブテーマ】

 1)学生証・職員証のICカード化
    
・発行と運用の業務フローの検討

 2)ICカードを利用した教育学習支援
    
・ICカードを利用した具体的な教育学習支援システムの検討

 3)ICカードとセキュリティ
             ・ICカードにおけるセキュリティの考え方
       
・具体的なキャンパスセキュリティ・システムとICカードの関連性

 【参加対象】特に部署による指定はない。ICカード導入に関心のある方。

 【事前レポート】

  以下の事項について、A4判縦1枚横書きにまとめ、研修会参加申し込み時にご提出下さい。

記載項目(A412枚程度)

  1. 氏名

  2. 大学名

  3. 所属(役職を含む)・在職年数

  4. 現在の業務内容

  5. 連絡先

  6. 業務用メールアドレス

  7. レポート内容
    ・既導入校についてはICカードの導入実態を報告する。
    ・未導入校についてはICカードの導入によって実現したい事を報告する。

B−5 ITを活用したコミュニケーション

【分科会のねらい】

 学生一人ひとりの品質を保証するという大学としての使命に応えていくには、教職員一体となって知恵を出し合い、様々な対策を講じていくことが不可欠である。そのためには、縦割り組織の弊害を打破し、大学構成員間で課題を共有し、問題解決に向けた協業のための密接な相互コミュニケーションが求められている。例えば、教職員と連携した個別指導や校友や地域社会との連携を可能にするコミュニケーションのしくみが必要となってきている。
 本分科会では、参加大学のコミュニケーションのしくみについて、果たしてそれらが本当に有効に活用され、効果を発揮しているか、また、本質的な問題や理想的な形は何かについて討議する。参加者各自は、自大学のコミュニケーションシステムについて、効果的な活用方法や問題の解決案を見つけ出す。

 【メインテーマ】教育・学生支援のためのコミュニケーションのしくみ

 【サブテーマ】

  1. 教育支援・学生支援を効果的に推進するためのコミュニケーションとは

  2. 協業システムとしてのグループウェアの可能性と限界

  3. ステークホルダー間(学生、教職員、保護者・卒業生・地域・企業・・)のコミュニケーション

  4. コミュニケーションの対象範囲拡大による新たなセキュリティ上の問題や考慮点  

【対象者】

 情報流通・共有について問題をお持ちの方、ITを活用したコミュニケーションの仕組みを使って新しいサービスを実現したい方、学内インフラとしてこれらのシステムを整備する情報部門の方など幅広い部門を対象とする。

【ミニ事例発表】

 参加事前レポートの内容をもとに、各大学の状況報告をしていただき、先進事例については、ミニ事例として発表をお願いする。

【事前レポート】

  以下の内容を記載したレポートの事前提出をお願いする。

   @参加者及び所属大学のプロフィール
・大学名・所属(役職)、氏名、メールアドレス(連絡用にのみ利用します)
・勤続年数、現職勤務年数
・所属大学の概略(キャンパスの位置、学部・学科数、学生数、教職員数)

A自大学におけるコミュニケーションシステムの現状

    システムが複数あればそのシステム毎に記載してください。

    ・システムの概要(パッケージ、機能、対象者)
    ・導入・運用・利用状況
    ・効果・問題点

   B上記テーマ、サブテーマについての意見


社団法人私立大学情報教育協会