• 社団法人私立大学情報教育協会

    平成15年度第3回物理学教育IT活用研究委員会

    機テ時:平成15年9月29日(月)午後3時から5時まで

    供ゾ貊蝓Щ箴雍┿務局会議室

    掘ソ仞兵圈鈴木委員長、川畑副委員長、志田、満田各委員、井端事務局長、木田

    掘ジ‘せ項

     1.今後の活動内容・方針について

      鈴木委員長より、今後の委員会活動について下記のたたき台を説明いただいた。

    1. IT利用物理教育に関する啓蒙活動

     1−1物理CCCグループの活動支援

      • 開発支援
      • 活用支援

     1−2物理学リンク集の充実

    • 開発支援
    • 活用支援

     1−3事例研究集会の開催

    2.IT利用技術の情報収集と利用技術の開発

     2−1各種言語による教育利用調査(Virtual Reality技術、3D技術利用)

     2−2クイズ解答方式の開発(数式代入解答方式)

     2−3 LMSの開発または利用調査

     2−4 COLへの応募

     2−5テレビ会議・双方向通信技術の教育応用

    1−1については、CCCグループでは現在基礎学力補強教材、解説付き例題集の作成を検討しており、実際にグループに参加して共同開発を支援する、あるいは開発された教材を授業で実験的にしようして、フィードバックすることが考えられる。1−2については、継続してリンク集の充実を図る。1−3については、委員会による事例発表を中心とした研究集会で、事務局より別途下記のプログラム案が提案された。

    • 日時:来年3月予定
    • 場所:東京近郊で交通アクセスの良い大学等施設(できれば委員校が望ましい)
    • 参加対象者:国公私立の大学教職員
    • 参加費:2,000円
    • プログラム(午後1時から6時と想定)

      13:00 開会 

      13:10 マクロメディア社による教育コンテンツの紹介

      13:50 小松川先生によるプレゼンテーション

      14:50 休憩

      15:00 委員会報告(25分×4本)

      16:40 休憩

      17:00 討議・情報交換

      18:00 終了 

      2−1、3については、物理教員に対する各種言語、ソフトウェアで開発されたコンテンツや各種LMSの活用に関する実態調査であり、必要に応じてヒアリングを実施し、委員会としてそれらのコンテンツの開発や物理教育に適したLMSのフォームを検討する。2−2は、webを用いたクイズ解答方式において、数式代入による解答方式が開発されていないため、委員会として新たなシステムを開発検討する。2−5は、テレビ会議、双方向通信による遠隔授業の実験実施とその学習効果を測定することを目的とする。2−4は、上記活動の全体的な目標として、COLへの応募を掲げる。

      以上の提案に関して意見交換したところ、下記のような意見があった。

      CCC

      • CCCは具体的にコンテンツを開発するワーキンググループであるが、本委員会としてはそのような作業に携わる必要はなく、むしろ教育の高度化や世界水準の授業を達成するため、あるいは個々の学生に適した教育を行うためにどのような教材を準備すれば良いのかを検討すべきである。

      研究集会

      • 特定のコンテンツに関する紹介よりも、事例報告を通じて各教員の抱える問題点を挙げるとともに、物理教育に関わる今後の課題克服のためにどのような教授法が求められているのか、あるいはどのような教材が必要となるのかを議論すべきである。
      • ITを活用した物理教育のリーダーシップを取るためにも、私立大学に囚われず、国公立大学へも参加を呼びかけた方が良い。また、委員会として例えばCOLへの共同応募を提案して、協力校を募るというのも良い。
      • 企業からのプレゼンテーションは、委員会内に留め、むしろ教員の事例紹介や、先端的な取組をなされている方を基調講演として迎え、その方に時間を割くべきである。
      • 参加する教員に対して、自分では用いていないコンテンツの利便性を認識させるためにも、特定のソフトウェアやコンテンツ、プラットフォームの種別に囚われず、広く事例を紹介したほうが良い。また、各事例を総括してレビューできる方からコメントをいただくのも良いのではないか。

      COL

      • COLは基本的に一大学につき一軒の応募しかできないが、大学間共同による応募であれば応募件数に制限がない。ただし、テーマとして大学間が共同する必要性を掲げたものでなければならない。
      • 応募するためには、教育実績が必要とされるので、来年すぐに応募することは無理である。実績としては、具体的な教授法により、個々の学生に対してどれだけ学習効果があったのかを客観的に計測したデータ・指標が要求される。

      以上より、今後の委員会活動として、3年後を一つの目処として、COLへの応募を目標として、物理教育におけるIT活用の啓蒙促進(CCCへの支援、リンク集の充実、研究集会の開催)、新しいコンテンツやe-Learning、LMSの調査と利用・開発を総括的に検討していくこととした。研究集会の開催については、プログラムの見直し、事例報告の総括者等、今後継続して検討することとした。次回委員会については、コンテンツ、e-Learning、LMSの調査の一環として、Macromedia社の方よりFlashを活用した教材開発をテーマとした講演を依頼することとした。