社団法人私立大学情報教育協会

平成15年度第4回物理学教育IT活用研究委員会議事概要

機テ時:平成15年12月6日(土)午後2時より午後5時まで

供ゲ饐譟Щ箴雍┿務局会議室

掘ソ仞兵圈鈴木委員長、川畑副委員長、松浦、満田、志田、徐委員

井端事務局長、木田、志村 航 氏(SATT株式会社)

検ジ‘せ項

  • Macromedia Flashを用いた教材制作について

 前回の委員会にて、コンテンツ、e-Learning、LMSの調査の一環として、Macromedia Flashを活用した教材作成方法を研究することが決まり、今回はSATT社より志村航氏を迎えて、「Macromedia Flash 教材制作について」と題してお話いただいた。

 まず、SATT社に関する概要について説明がなされた。SATT社は駿台予備校が母体となって設立された株式会社で、e-Learningをはじめとするマルチメディアコンテンツの制作を行っている。Macromedia社とはトレーニングパートナー契約を結び、macromedia社製品を用いたe-Learning教材制作トレーニングも実施している。

 次に、Macromedia Flash MX 2004について説明がなされた。現在Flash Playerは全インターネットユーザーに対して97%以上普及しており、Flashはリッチメディアコンテンツのスタンダードとなっている。また、Flash バージョンMX以降SCORM、AICCに標準対応していることから、今後e-Learning教材制作にも広く用いられていくことが予想される。

 次にFlashの機能に関して説明がなされた。Flashの主な機能として、アニメーションの作成、インタラクティブ性のあるコンテンツの開発、サウンド、画像、ビデオの読み込み、印刷機能の付与、様々なデバイスへの書き出し可能であることが挙げられる。ただし、サウンド、ビデオについては、読み込みは可能であるが、編集は不可能である。

 次に、物理、数学教材への応用方法について説明がなされた。Flashでは、Action scriptを用いて、算術演算、代入演算、インクリメント・デクリメント演算、比較演算、論理演算、あるいはMathオブジェクトによる数値演算が可能となる。

 最後にSCORM対応教材へのアプローチに関して説明がなされた。Flash MXから搭載されたクイズテンプレートによって、SCORM対応のクイズを作成することが出来るほか、action scriptを用いて独自のクイズを作成することも可能である。また、SATT社ではSCORM準拠のLMS「Attain2」を開発している。Attain2は、インターフェースではFlash MX、データベースとの情報のやり取りなど、サーバー側の処理を行うプログラムColdfusionを用いている。

  • 物理学教育情報技術活用研究集会について

 前回の委員会にて、標記研究集会開催の提案があったことに伴い、事務局よりプログラム案が提案されたが、今回は、前回委員よりなされた意見を踏まえた修正案が事務局より提出され、それを基に意見交換がなされた。なお、修正案は下記の通りである。

  • 日時:2004年3月の土曜日
  • 場所:東京近郊で交通アクセスの良い大学施設等
  • 参加対象者:国公私立大学の教職員
  • 参加費:2000円(資料代)
  • プログラム

    13:00 開会

    13:10 基調講演(千歳科学技術大学 小松川浩先生)

    14:10 休憩

    14:20 委員会報告

    16:00 休憩

    16:20 全体討議

    17:30 終了

まず、開催日時について検討した結果、委員各位の都合上3月中の土曜日に適当な日程を設定することが困難であるため、平日の開催も視野に入れ、委員会後メールにて開催日時を調整することにした。

次に、プログラムについて意見交換したところ、まず、集会全体のテーマついては、特にキャッチフレーズ等交えず、委員会の名称通り「物理学教育にITを活用する」ということに主眼を置くものとし、次回委員会までに考案することとした。

基調講演については、小松川先生に連絡したところ、日程があえば参画いただける旨の回答を得たこともあり、正式に依頼することとした。

委員会報告については、まず基礎科目・専門科目ごとに1〜2件授業事例を報告するという提案があった。それに対し、必ずしも基礎・専門と区別する必要はなく、遠隔講義や対面講義のサポート、演習、実験など、IT活用形態のカテゴリー別に報告した方が、具体的な教育効果や様々なシチュエーションに相応しいITの活用方法を報告することができるのではないか、との意見があった。

その他に、単なる報告だけでなく、参加者に対して具体的に何か得るものがない限り、集客を見込むことができないとの意見があったことから、委員会報告ではなく、教材作成のノウハウを伝授するためにワークショップ形式にした方が良い、との提案がなされた。

以上を踏まえ、次回委員会にてプログラムについて継続して検討、決定することとした。