社団法人私立大学情報教育協会

平成15年度第6回物理学教育IT活用研究委員会議事概要

機テ時:平成16年

供ゾ貊蝓Щ箴雍┿務局会議室

掘ソ仞兵圈鈴木委員長、川畑副委員長、松浦、藤原、志田委員、井端事務局長、木田

検ジ‘せ項

1. 物理学教育IT活用研究集会について

(1) スケジュールの確認

 平成16年3月16日東京理科大学森戸記念館にて開催することとなった、物理学教育IT活用研究委員会のスケジュールを確認した。なお、当日のスケジュールは下記の通りである。

テキスト ボックス: 11:00 関係者集合・機材確認  12:00 受付開始・打ち合わせ  13:00 開会挨拶(鈴木委員長)  13:10 特別講演「Web利用による工科系大学での理数系基礎教育の可能性」  (千歳科学技術大学 小松川浩 氏)  14:10 基調講演「どうしたらWeb利用教育は物理で有効になるのか」(松浦委員)  14:50 ワークショップ      「Java3D入門」(徐委員)  	 「Flash入門」(松浦委員)      「移動通信が拓くモバイル社会」(NTTドコモ 香山徹氏)      「ウェブコンテンツを利用した物理数学の教育実践と今後の展望」  (日本大学 鈴木 潔光 氏)  16:30 コーヒーブレーク  16:45 パネルディスカッション  17:30 終了   

 なお、開会挨拶から基調講演までの司会を川畑副委員長、ワークショップ時の司会を満田委員に担当いただくこととした。

 また、パネルディスカッションの進行について確認したところ、はじめに徐委員より5分程度物理教育に関するコメントをいただき、その後各パネラーより自身の講演に関する補足等3分程度でコメントいただくこととした。討論の内容は、小松川講師の講演内容にもある通り、高大連携や基礎学力低下に関する問題等をトピックとすることとした。

(2)プログラムについて

 松浦委員より、基調講演の内容について説明がなされた。要旨は下記の通り。

小中学生の理科の学習時間が年々低下しており、現在の子供たちが小学中学通じて受ける理科の授業総時間が、現在の40代の成人が小学生時代に受けた理科の総授業時間と同じぐらいになる。また、授業時間の減少に伴い、理科の学習項目も、小学から中学へ、あるいは中学から高校へと統合されるものがある。とりわけ、物理に関しては、センター試験の物理受験者数が低下している。

以上のことから、物理の基礎知識が欠落したまま大学に入学してくる学生も少なくなく、各大学ともリメディアル教育の実施や基礎教育センターの設置によって対応しているが、学生の授業時間外での学習時間も減少していることから、従来通りの指導方法では思うような効果を上げることはできない。

そこで、時間場所を問わずに、肌理の細かい個別指導や、学習者のレベルに対応した学習内容を提供することの可能なe-Larningシステムが、基礎学習においては有益であると考えられる。

しかしながら、e-Learningにおいては、利便性の高いシステムが必要とされるのは勿論のこと、質の高いコンテンツが何よりも求められる。教員個人で全てのコンテンツを作成することには限界があるものの、1人1人の教員が、自作のコンテンツをWeb上に公開することによって、優れたコンテンツのアーカイブ化が可能となる。教員相互にコンテンツを利用することで、より優れたコンテンツの開発や、新しい教授方法の開発も可能となるのではないか。