社団法人私立大学情報教育協会
平成18年度第2回経済学教育IT活用研究委員会

機テ時:2006年6月10日(土)午後4時から午後6時まで

供ゾ貊蝓Щ箴雍┿務局

掘ソ仞兵圈Щ慨澎儖長、藤川副委員長、大林、渡邉、児島、中島各委員、
井端事務局長、木田

1.18年度発刊の報告書について
 
  はじめに、報告書中の「1.コアカリキュラムを意識した教育の到達目標」、「2.教育現場での課題」、「3.教育改善のための授業設計・開発・運営の方向性」「5.IT活用に伴う課題
」の内容について協議した結果、それぞれ以下のポイントを盛り込み執筆いただくことになった。

1.コアカリキュラムを意識した教育の到達目標

○ これまでの経済学は、抽象的な「学」としての一面ばかり強調してきたが、それでは学生には実社会との関連性が見えない。
○ 我々にとって、生活と経済との関わりが非常に密接になってきた(金融緩和により株式投資等、意思決定の場面が増えた)ことから、本来であればより一層経済学的な素養を日常生活でも求められる。
○ 環境問題をはじめ、資源の効率化が我々の身近な生活にとっても大きな問題になってきた。

2.教育現場での課題
 
○ 学生の問題点として、動機付けを如何に高めるか、学力の多様化にどのような対応を処すべきかが挙げられる。他の学問分野でもそうだが、とりわけ経済学では抽象的事象を取扱い、また国家試験との直接的な接点もなく実務的内容でもないことから、特にその傾向が強い。
○ 教員一人だけでは授業実現できないので外部の方の協力を得ることや、また基礎学力対応については、強制的に学習させるための仕組みが必要である。
○ 学生側の問題:「自ら」意思決定することが求められるゆえに、当然学生も「自ら」進んで学習しなければいけないのだが、それができていない。
○ 教員側の問題:そういう学生を前提に教育しなければならないから、教員も教育力を向上する必要がある。(教育に適さないような人を採用してしまう)
○ 大学側の問題:教員の教育のために、大学として用意すべき教育支援(経費的な問題だけでなく、人員的な問題も含める)

3.教育改善のための授業設計・開発・運営の方向性

○ アナログ型授業とIT活用をブレンドしても良い。
○ 理想を語る
○ 全ての学生に対して同じ教育を施すとなると教育の多様性が損なわれるので、市民としての経済学的教養を育成するための授業設計方法と、仕事で経済学を使う人のための授業設計方法の両面を論じる
○ 4の授業モデルとうまく繋げるようにする。

5.IT活用に伴う課題

○ パターン教育に陥る。
○ 大人数を対象とした授業では、ITにより知識伝達の側面がある程度効率化を図ることができ、余った時間で演習型授業に力を入れることが可能となる。

 以上の意見に基づき、次回委員会までに藤川副委員長には「1.コアカリキュラムを意識した教育の到達目標」、「2.教育現場での課題」、山岸委員長には「3.教育改善のための授業設計・開発・運営の方向性」の草稿を提出いただくこととした。分量については、1、2はそれぞれ0.5ページ(1ページ1500〜1600字程度)、3は1.5ページ執筆いただくことにした。5については、最終的に委員各位からの意見を集約することにした。

4.ITを活用した授業モデル

 ITを活用した授業モデルの担当、内容について協議した結果、下記により執筆分担することになった。

○ コンテンツ共有モデル・・・渡辺委員
(他の先生方のコンテンツを活用した授業モデル、学生からの反応を得るためのアンケートも実施する。)
○ 理論をビジュアライズするための授業モデル・・・山田委員
 
○ 全教員参加型による基礎知識学習支援システム・・・児島委員
(経済学部の教員全員が参加し問題を共有化することで、カリキュラムの改革へと繋がったことが特徴。ただし個別学習指導にはいたっていないので、今後の課題として取り上げる。)
     
○ 現実感覚を育成するための授業モデル・・・中嶋委員

授業モデルを担当いただく各委員には、次回委員会までに草稿を提出いただくこととした。