社団法人私立大学情報教育協会
平成18年度第3回経済学教育IT活用研究委員会議事概要

機テ時:平成18年7月15日(土)午後3時から午後5時まで

供ゾ貊蝓Щ箴雍┿務局会議室

掘ソ仞兵圈Щ慨澎儖長、渡辺、児島、山田、中嶋各委員、木田

検サ鳥進行

1. コア・カリキュラムを意識した教育の到達目標
2. 教育現場での課題

藤川副委員長より事前に提出いただいた原稿を一読した上で意見交換したところ、下記の旨の意見があった。

(1) コア・カリキュラムを意識した教育の到達目標について
○ 「かつて『経済学は経済実態との関連が希薄』といわれ,学生(あるいは社会)がそれを勉強しないことの理由(あるいは言い訳)にされてきました.しかし,経済学が学問的な成功を収めているのは,実態を抽象化して,その本質を分析できる道具立てを持っているからです.つまり,社会が経済学と実体経済との関連性を意識できなかったのではなくて,社会が経済実態を客観的な手段で分析してみようというインセンティブを持たなかったとも言えます.」とあるが、学生が勉強しない原因は社会にあると捉えられてしまうので、表記を改めた方が良い。

(2)教育現場での課題について
○ 大学には小中高のような教育実習がないと書かれているが、これに対応して「3.教育改善のための授業設計・開発・運営の方向性」において大学教員にも教育心理学や教育原理に関する最低限の知識を習得すること、教育学の専門家から自らの授業に対する助言を受けること、他の教員による優れた授業のビデオを見せることなどFDの一環として提起した方が良い。

3. 教育改善のための授業設計・開発・運営の方向性

 山岸委員長より、原稿について報告がなされた。詳細は配布資料を参照されたい。なお、現時点では執筆途中であり、さらに今後所定の分量を超えることが予想されるが、一次原稿を書き上げた上で不要な箇所は削除していく旨の補足説明もなされた。

4. ITを活用した授業モデルの紹介

(1) 渡辺委員
  渡辺委員より、TIESを活用したコンテンツ共有授業モデルについて報告がなされた。詳細は配布資料を参照されたい。なお、このモデルに即して実際に授業を行わなかったため、授業効果は測定できない旨の補足説明がなされた。本報告について意見交換した結果、授業効果を測定するために夏期の補講において、本モデルに基づく授業を実施いただき、学生に対してアンケート調査を行っていただくことになった。また、教員間で教材コンテンツを共有・交換する旨は、「5.問題点」において今後の展望として触れていただくことになった。

(2) 児島委員
  児島委員より、原稿「全教員による学習支援システムへの取り組み」を提出いただいたが、原稿内では全学的な取り組みを紹介する趣向が強いことから、次回委員会までに特定の授業(マクロ経済学ないしはミクロ経済学)をベースとしたモデルに修正いただくことになった。