社団法人私立大学情報教育協会
平成17年度第4回心理学教育IT活用研究委員会議事概要

機テ時:平成18年1月27日(金)午後2時から午後4時まで

供ゾ貊蝓Щ箴雍┿務局会議室

掘ソ仞兵圈木村委員長、今井、金子各委員、井端事務局長、木田

検ジ‘せ項

 1.18年度発刊予定の報告書について

(1) コア・カリキュラム案の検討
  木村委員長より「学習心理学」、今井委員より「言語と思考」、金子委員より「記憶」のカリキュラム案を提出いただいた。なお、本件に関して「各委員より提示されている各分野の学習項目は、『心理学概論』的な授業で必要とされる学習範囲であるのか、または各専門科目での学習範囲であるのか」との旨の質問がなされたが、ここで検討しているのは各専門科目での学習範囲であるものの、授業モデルとして紹介する場合には、概論・専門科目問わず紹介することが確認された。

(2) ITを活用した授業モデルの検討

 はじめに、金子委員より、「記憶」に関するPowerPoint教材の紹介があった。この教材は、PowerPointのアニメーション機能を活用して、口頭での説明が難しい現象を視覚的に表現し、わかり易く教えることを目的としている。

 次に事務局より、授業モデルの方針について下記の旨の説明がなされた。

○ 従来の講義形式の授業形態では、学生に内容を理解させることが難しい段階へと今日までに至っている。そこで、報告書では、教員の教員力を高めるためのITを活用した授業モデルを紹介していきたい。具体的には、教材と授業シナリオの工夫によって学習効果を向上した授業モデル、難しい現象をアニメーションやシミュレーションを用いて易しく理解させる授業モデル、学生の参加意識を深めるため授業中に携帯電話などを用いた双方向授業など、単にITを活用するだけではなく、ITによって実際に教育効果が顕れる授業を報告いただきたい。
○ 例えば、前期15回授業があった場合に、必ずしも毎回ITを活用する必要はなく、その中の1回をモデルとして取り上げても構わない。
  
それを受けて、木村委員長より、自身の実践されているオンデマンド授業について下記の旨の報告がなされた。

○ 現在、二部の学生を対象とした正規授業の中で、オンデマンド形式(ビデオ+ペンタブレットを用いたスライド)による授業を行っており、出席(ログイン)回数と期末のペーパーテストによって成績評価をしている。その他に、成績には加味しないが、授業に対する意見を送信するためのフォームセットと質問を受け付けるためのBBSを開設しているが、一部の学生が熱心に書き込むばかりで、中には一度も質問しない学生もいる。そこで、可能であれば次年(18年)度より、Web上で毎回小テストを課して学生から強制的に授業に対する反応を得たいと考えている。

続けて、前回までの議論を踏まえて授業モデルについて意見交換したところ、下記の4つが候補として上がった。

○ オンデマンド授業(木村委員長)
○ Webドリル学習
○ 心理学実験に関する教材を活用した授業(金子委員)
○ 携帯電話を活用した学生参加型授業

そこで、次回委員会では、上記4つの授業モデルの実現性と担当について検討することにした。なお、木村委員長にはオンデマンド授業を担当いただくほか、金子委員には心理学実験に関する教材を紹介いただくことにした。また、コア・カリキュラムに関しては、授業モデルとして紹介する科目のみ、教育目標をとりまとめることにした。