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身だしなみ
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接客のための心構え
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職場でのマナーとエチケット
(1)出退勤の挨拶の励行 ・挨拶は,先手を取って,相手より先に元気よく声をかけましょう。人間,だれでも,気持ちよく挨拶されたいという願望を持っています。また,さわやかに挨拶をすることによって,自分自身も,すがすがしい気分になれるものです。 ・出退勤時の挨拶「おはようこざいます」「お先に失礼します」は少し高いトーンので行いましょう。その方が明るく響きます。また,語尾がきえてしまわないよう,はっきり発音しましょう。 ・特に,気分のよくない時や精神的に疲れているときなどは,どうしてもおっくうになりがちでよい挨拶がサッと出てこないものです。しかし,こんな時にこそ無精せず,努めて明るく挨拶ができるよう,日頃から気をつけましょう。 ・上司・同僚が自分より後から出勤したときも挨拶しましょう。 (2)上司に呼ばれたとき ・他に急ぎの仕事があっても,呼ばれたら出来る限り急いで行きましょう。上司の話は黙って聞くよりも「はい」「いいえ」の相槌を打った方が会話もスムーズに流れます。「わかりました」「かしこまりました」など重い響きになりやすい言葉は,「はいわかりました」「はいかしこまりました」と「はい」をうまく入れるとさわやかに聞こえます。 (3)来客者と面談中の上司に急ぎの連絡をしたいとき ・ドアをノックして「失礼いたします」と声をかける。部屋に入ったら,まず来客者に軽く一礼します。そして上司のそばに行き小声で連絡します(ただし,来客者にひそひそ話をしている感じを与えてはなりません)。電話の呼び出しなどのときは,メモを渡すのがよいでしょう。退室するときも,必ず「失礼いたしました」と来客者に一礼する。 (4)仕事中の姿勢 ・仕事をしているときの姿なんてどうでもよいと考えがちですが,職場での何気ない立ち居振る舞いがその職場の雰囲気をつくりあげるのです。キビキビした動作は活気を作り出します。美しい姿勢は明るさを生み出します。 ・勤務時間中の飲食は禁止する。 ・患者さんの前での私語及び,不快を与える態度は禁止する。 ・勤務中はむやみに席を離れないようにする。やむを得ず離れるときは,自分の行き先,用件,所要時間を上司及び責任者に告げ,必ず許可を得ること。また離席中に予想される用件はあらかじめ処理してからでかけること。 ・書類はいつでも,誰でも,見たいものがすぐに取り出せるよう,常日頃から整理整頓に心がける。 (5)来客の応対 ●卸・メーカーに対して ・「いらっしゃいませ」「おはようこざいます」と笑顔で挨拶する。 ・用件等を上可・担当者に伝える。 ・卸・メーカーに対してはお得意様であり,失礼のないよう敬意をもって接する。 ●お客様・ドクターに対して ・お客様・ドクターの訪問については,失礼のないよう敬意をもって接する ・上司に伝えること。 (6)勉強会・打ち合わせ会等の会議のマナー ●発表者として ・視線は参加者の一人一人にむけること。 ・聞き手の方を向かず天井や横や下を向いて話さないこと。 ・資料を丸めてポンポンたたきながら話さないこと。 ●聞き手として ・たとえ同じ話を何度聞くにしても,メモをとるのは発表者への礼儀である。 ・ほおづえをついて聞くのは,発表者への礼を欠くばかりではなく,姿勢がくずれるので,眠気をおこすもとである。 ・だらしない姿勢で腰掛けたり,あくびをしたりして,疲れを外に見せてはならない。