平成26年度 FDのための情報技術研究講習会 開催結果の概要

■開催日程:平成26年2月25日〜27日

■会   場:追手門学院大学

■参加者数:75名(56大学、1短期大学)

■講習会の目標 

 本講習会は、私立大学教員の教育技術力の向上を支援するため学外FDとして開催し、事前・事後の学修を促進するための教材作成、学生が能動的に学ぶための仕掛けと授業方法などICTを活用した教育改善手法の習得を目的とした。

■実施結果

@ 共通講義では、「多くの事例からアクティブ・ラーニング実現の多様性や工夫を学んだ」、「ICTの役割がわかった」、「反転授業は実践的で役立つものだった」、「著作権は以前から気になっていたので確認できて良かった」などの感想が得られ、主体性を引き出す授業イメージの獲得が図れた。

A 電子書籍型教材作成コースでは、教材作成技術の獲得について「達成できた40%、見通しがたった60%」との成果があった。参加された教員から「教科書をつくるなど教材開発に役立ちそう」、「紙や動画など分かれていた教材を電子書籍にまとめて事前学修に利用したい」、などの感想が得られた。
 授業を改善する目的意識が感じられ、概ね教員自身で教材を作成する技術を身につけることができた。また、発表のためのグループワークから様々なアイデアを得られたことが確認された。

B LMS活用コースでは、ICTを利用したアクティブ・ラーニングのイメージ作りとLMSの活用方法の理解について「達成できた5%、見通しがたった90%、達成できなかった5%」との結果であった。参加された教員から「LMS利用の方向性が整理できた」、「LMS活用を具体的に考えたい」、「LMSとアクティブ・ラーニングを結びつけた授業展開がわかった」などの感想が得られた。
 LMSの基本的な活用技術について理解が深まり、参加者の多くが自大学での具体的な利用イメージをつかむことができた。また、参加者が専門分野のグループに分かれ、授業にどのように応用していくのかを討議することで、共通の話題で課題が共有され、改善意欲の高まりが確認できた。

C 双方向・参加型授業コースでは、ICTを利用したアクティブ・ラーニングの進め方について「達成できた4%、見通しがたった96%」との成果があった。参加された教員から「単独の授業や少数の教員でアクティブ・ラーニングや反転授業を行うのではなく、全学的な取組みをする必要がある」、「主体性を導く大切さ難しさを感じた」、「反転授業を実践するコツを学べた」などの感想が得られた。
 アクティブ・ラーニングの授業設計に参加者の積極的な姿勢が感じられ、反転授業を実施しようとする意欲も確認された。授業プランの発表では、9グループ中2組について委員が高評価できるレベルまで到達できた。なお、参加者の一部では、用語の理解が困難であったため、研究講習会の前に事前学習できる仕組みを検討する必要がある。

研修の模様



共通講義コースでの実習

 

 

 


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