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開催趣旨

 大学教育に、自ら学ぶ力、自ら考える力を育てるアクティブ・ラーニングが望まれて久しくなります。しかし、アクティブ・ラーニングに積極的に取り組む意識はあるものの、実際にどのように自分の授業の中で展開していくのか、その具体的な方法に戸惑う教員も少なくありません。
 そこで、本研究講習会では、アクティブ・ラーニングを実現するために、分野共通で必要と思われるICT(情報通信技術)の活用方法および教育改善手法の習得を目的として、事前・事後学修を徹底するためのLMS、教員と学生・学生同士による対話環境を支援するツール、動画などの視覚教材、ICTを活用した授業マネジメントなどについて全体会とワークショップを設定しました。

開催日程

 平成31年2月26日(火)〜27日(水) 

会場

 追手門学院大学(大阪府茨木市)
 ※会場に駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。

対象者

 授業改善に情報通信技術の活用を希望される私立大学・短期大学の教員(助教含む)

共通講義

1.全体会 1日目10:00〜12:30
(1)体験:「ICTを用いた授業の支援」
    ※ 理解度の確認、事前・事後学修教材の利用、双方向コミュニケーション等を紹介します。
    ※ WiFi接続の上、学生の学修環境を体験することができます。(スマホ・タブレット・ノートPCなどをお持ちください)
    及川 義道 氏(東海大学教育開発研究センター次長、理学部教授)
(2)講演:「ICT活用と著作権の基礎知識」
    中村 壽宏 氏(神奈川大学 大学院法務研究科教授)
【昼食・休憩】12:30〜13:30

2.ワークショップ 1日目13:30〜16:30、2日目9:30〜12:30、13:30〜16:30

ここでは、LMS、教材作成、モバイル活用の知識理解から情報技術の獲得を目指して、参加される先生それぞれの希望に応じたアラカルト方式で実施します。

(1)ワークショップ1 1日目13:30〜16:30 A会場
「Google Classroomで授業を受けてみる(体験編)」

<コース内容>
 Google Classroomが一般のGmail利用者にも開放されています。Web上で誰でもクラスを作って教えたり、学修者として学んだりすることができます。課題や質問、資料など機能は限られますが無料で利用できます。
 ここでは、受講される先生方に学修者になっていただき、Classroomの機能を活用した模擬授業を受けていただきます。この体験を通してご自分の授業への活用の可能性を検討していただきます。
<参加要件>
 Gmailアカウント(大学で一括申請したものでなく個人で登録したもの)をお持ちでない方は、あらかじめ登録してアカウントを取得しておいてください。

(2)ワークショップ2 1日目13:30〜16:30 B会場
「LMS基礎編:LMSの基本操作」

<コース内容>
 LMS(Learning Management System)は、学修支援を行うための便利なツールです。事前に資料を配布する、知識の修得状況を把握するなど予習の段階から、授業内での資料の提供、質疑応答、問題演習、授業後のレポート提出、小テスト、演習など、学修の様々な状況でオンラインによる支援が可能です。
 Moodleと呼ばれるLMSを用いて、このワークショップ用に準備したサンプルに、PDF資料、討論、アンケート、課題提出などの情報を追加しながら、予習、授業、復習での利用方法の習得を目指します。
<事前準備>
 ご自分のシラバス、配布資料等をUSBメモリに保存してお持ちになると、現実味を帯びた体験が可能です。

(3)ワークショップ3 1日目13:30〜16:30 C会場
「モバイルによる教材作成」(iPhone/iPadを用いたビデオ作成とYouTube配信)

<コース内容>
 近年、反転授業の事前学修、演習問題の解説、実習等のやり方の説明など、講義ビデオが活用される場面が増えてきました。最近は、モバイル端末を活用して簡単に講義ビデオを作成し、配信することが可能です。
 ここでは、「講義ビデオの基礎」や「授業での活用ポイント」について解説します。その後、iPhoneまたはiPadを用いて講義ビデオを作成し、YouTubeで配信するまでの実習を行います。
<参加要件>
 @ iOS12.1以降のiPadまたはiPhoneを持参してください。
 A iPad/iPhoneには、iMovie、メモ、Keynote (これらは通常プリインストールされています)、Googleドライブ、YouTubeをインストールしておいてください。
 B Gmailアカウント(大学で一括申請したものでなく個人で登録したもの)をお持ちでない方は、あらかじめ登録してアカウントを取得しておいてください。

(4)ワークショップ4 2日目9:30〜12:30 A会場
「Google Classroomで授業を始めてみる(基礎編)」

<コース内容>
 授業では、学修者の反応を確かめながら進めたり、学修者同士の話し合いを重視したり、あらかじめ課題を出しておいて課外で学ばせたり、授業のまとめや定着を授業後に課外で行うなど様々な形態が考えられます。
 ここでは、Classroomで実際にクラスを作り、授業を構成する課題や質問、資料の登録方法を実習していただきます。これらの体験を通してご自分の授業形態にそった活用方法を検討していただきます。
<参加要件>
 ワークショップ1の「Google Classroomで授業を受けてみる」を受講した方を前提に、学修支援システムをこれから使ってみようと考えておられる方を対象とします。

(5)ワークショップ5 2日目9:30〜12:30 B会場
「LMS活用編:レッスンとテストの作成」

<コース内容>
 LMSによる学修支援方法の一つとして、レッスンという方法があります。この方法では、「学修者への資料の提示」→「問題と選択肢の提示」→「選択肢に応じた資料の提示」を繰り返しながら、学修者ごとに適した情報を提供します。また、学修内容の確認や応用力養成のため、小テストを実施することがあります。
 ここでは、Moodle上でレッスンや小テストを作成する基本操作の習得を目指します。レッスンの作成では、実際にいくつかの資料、問題を作成し、これらを連結して一つのレッスンを組み立てます。また、問題を組み合わせて小テストを構築する方法も実習します。
<参加要件>
 Moodleの基本操作を知っている、もしくはワークショップ2「LMS基礎編:LMSの基本操作」を受講した方を前提とします。
<事前準備>
 講義で用いている資料、演習問題(ワードやパワーポイントのデータ、講義ノート、印刷物等)などがあれば持参ください。

(6)ワークショップ6 2日目9:30〜12:30 C会場
「動画教材の作成」

<コース内容>
 近年、反転授業の事前学修、演習問題の解説、実習等のやり方の説明など、講義ビデオが活用される場面が増えてきました。
 ここでは、パワーポイントで作成した資料を動画として提供する方法、PCでの画面キャプチャによる動画教材作成の方法について実習します。また、作成した動画教材をLMSやYouTubeで利用する方法についても実習します。
<参加要件>
 Gmailアカウント(大学で一括申請したものでなく個人で登録したもの)をお持ちでない方は、あらかじめ登録してアカウントを取得しておいてください。
<事前準備>
 パワーポイントなどの配布資料をUSBメモリに保存してお持ちになると、現実味を帯びた体験が可能です。

(7)ワークショップ7 2日目13:30〜16:30 A会場
「アクティブ・ラーニングで授業を進める」

<コース内容>
 アクティブ・ラーニングでICTを活用している事例を示し、様々な手法から効果的な方法を確認していきます。先生方の授業で求める成果とICTの活用方法をグループで議論し、授業に取り入れることができるように進めます。多くの事例を参考にしながら進めますが、学修者が効果的に「考える力」や「思考力」を促進することも含めます。
<参加要件>
 アクティブ・ラーニングに関する情報として、事前に、@本協会の機関誌「アクティブ・ラーニングとはなにか」(長崎大学:山地弘起氏) http://www.juce.jp/senmon/active/、A本協会の機関誌「反転授業を組み合わせたアクティブ・ラーニングの取り組み」(山梨大学:森澤正之氏)http://www.juce.jp/senmon/active/ をご覧下さい。

(8)ワークショップ8 2日目13:30〜16:30 B会場
「LMS活用編:ルーブリックの作成」

<コース内容>
 ここでは、ルーブリックとは何か、どのような場面で活用できるのか、ルーブリックの基礎について具体的なルーブリックの例を提示しながら解説します。その後でLMS(Moodle)の機能を活用して課題を評価する際のルーブリック作成を実習します。
<参加要件>
 Moodleの基本操作を知っている、もしくはワークショップ2「LMS基礎編:LMSの基本操作」を受講した方を前提とします。

(9)ワークショップ9 2日目13:30〜16:30 C会場
「講義に生かすICTツール入門」

<コース内容>
 ICTは、学生の学びをサポートできる有力なツールの一つです。しかし、実際にどのようなツールがあり、どんな場面で利用できるのかがわからず、使うことに二の足を踏んでいる教員が多いようです。
 ここでは、LMS以外の授業に役立ちそうなさまざまなICTについて講義、実習を行います。講義では、目的別にWeb上で提供されている各種ツールについて解説します。実習ではGoogle Forms、Kahootなどの投票ツールを用いた状況把握をはじめ、共有ホワイトボード・付箋ツール・マインドマップを用いた協働作業、ワードクラウドを用いた意見の集約と表示、Webタイマーによる発表時間の管理、スマホを用いたワイヤレスプレゼンテーションなどを体験します。
<参加要件>
 Gmailアカウント(大学で一括申請したものでなく個人で登録したもの)をお持ちでない方は、あらかじめ登録してアカウントを取得しておいてください。

募集定員

各ワークショップ 30名予定(申込先着順) 

参加費

加盟校一人当り33,000円 非加盟校は49,500円 
私情協加盟校の確認は、こちらをご覧ください。

申込方法

申込用紙に必要事項を記入の上、本協会事務局までFAX送信をお願いいたします。

※申し込みの締め切りは2月19日とします。

参加費振込

下記口座に2月20日までに参加費をお振込み下さい。
  りそな銀行 市ヶ谷(いちがや)支店
  普通口座 0054409
  私情協(シジョウキョウ)

※振込手数料は申込者でご負担願います。
※2月25日までにキャンセルの連絡をいただいた場合振込手数料を除いた参加費を返金いたします。それ以降のキャンセルはさらに実費(テキスト代等)もご負担いただきますのでご了承下さい。

お問い合わせ

お問い合わせは電話またはmailにてお願いいたします。

公益社団法人 私立大学情報教育協会事務局
TEL:03-3261-2798 FAX:03-3261-5473
102-0073 東京都千代田区九段北4-1-14 九段北TLビル4F
E-mail: info@juce.jp

 

 

 

公益社団法人 私立大学情報教育協会 FD情報技術講習会運営委員会