�機テ�時：平成２０年６月６日（金）16:00〜18:00
場所：私立大学情報教育協会事務局
�掘ソ仞兵圈�高橋、中西、今泉、渡辺、山口委員（事務局 井端、平田）
�検ジ‘せ�項：
１．これまでの経緯説明
資料説明とこれまでの検討の経緯について説明された。
- 日本学術会議への分野別質保証のあり方について文科省から協力依頼があった。
- Stat101のキーコンピテンシーを参考に、レベル分けした授業モデル案を作成した。
- 日本では、課題からの解決でなく、数値から始まっている。
- イギリスでは、科学的探究に関する学習内容に広がりと深まりが見られる。
（科学的探究は単独で学習されるものではなく、併せて学習されるもの）
- 委員会ではどこまで取り扱うのか、どこまで下げるのかを検討することにしている。
２．コアカリづくりについて
- 統計学の専門家を育成する教育でなく、統計的な問題解決力の育成を重視すべき。
- どの大学でも実施できるような共通のコアを作成する。
- 統計の基礎を教える科目があるが、各分野で連携を図るという応用分野は各分野と大学で検討すべき。委員会では基礎科目に限定して検討すべき。
- 統計は科学的探究において考え方を学ぶ科目。統計と科学的探究はリンクしている。
- Evidenced based による教育実施のためには統計教育が必要であることを認識してもらう必要がある。
- ストーリーを用いて説明すると理解しやすい。
- 社会人にも意見を聞いてみる必要がある。社会に出たときに最低限度必要な能力。
- 学士力（誰でもが身につけておきたい最低限の能力）について文科省向けに、９月までに出したい。分量、内容は簡単（数行）でよいと考えており、最終的には社会の意見も踏まえて出したい。その後でコアカリは委員会として最終的にまとめることにしたい。
３．今後のスケジュール
「２１世紀の知識創造社会に向けた統計教育推進への要望書」の資料を参考に大学版に合わせて原案を作成し、それを基に７月から委員間でメールで意見交換を行い、次回委員会で確定する。
４．次回委員会
９月11日（木）１５：００〜１７：００に開催し、学士力についてとりまとめることにした。