賛助会員だより

東日本電信電話株式会社


「アウトソーシングソリューション」の紹介
−インターネット系サービスのアウトシーシングと教育ネットワークソリューション−


 大学を取り巻く環境は、少子化・国際化・情報化の進展や社会の大学に対するニーズの多様化などにより大きく変革しております。NTT東日本ではITを活用した大学の学習教育・教務事務・学生生活・経営改革をトータルで支援する「University Solution」モデルを提供しております。そのモデルのひとつに「アウトソーシングソリューション(図1)」があり、大学の情報通信システムの基幹設備(ネットワーク・サーバ・アプリケーション・セキュリティ設備)の提供とその保守・運用管理業務のアウトソーシングサービスをご提供しております。

 今回は「アウトソーシングソリューション」として提供させていただきました日本大学商学部の「(仮称)N-BUSネットワークシステム(図2)」(データセンターを活用したアウトソーシングサービス)をご紹介させていただきます。

図1 NTT東日本のアウトソーシングソリューション


図2 N-BUSネットワークシステム構成


1.アウトソーシングに至る背景

 日本大学商学部では、保守や運用に手間のかかる情報通信設備等を極力学内に持ちたくないというニーズが根底にありました。そこでコストが嵩むネットワーク機器の更改に主眼を置くのではなく、外部設備を活用したアウトソーシングを導入する方針が学内で決定されました。日本大学商学部に限らず、他大学でもシステム運用管理にかかる稼動を軽減して、教育・研究活動などの本来業務に専念したいという要望は近年高まっております。NTT東日本ではこのようなニーズに応える最適なサービスとして、IDC(Internet Data Center)において24時間365日安定したアウトソーシングサービスをご提供しております。


2.N-BUSネットワークシステムの概要

 日本大学商学部のN-BUSネットワークシステムは、データセンタでWeb系、メール系のサービスを可能とし、データセンタ〜学内(砧キャンパス)間は、ブロードバンドIPネットワークのBフレッツ、フレッツ・オフィス(注1)で構築しております。学内では、冗長化構成のサーバ群、コンピュータ教室、無線LANアクセス等の整備も行なわれており、「いつでも・どこでも・だれでも」利用可能な情報系ネットワークインフラが実現されております。
 また、データセンタの拡張(メールゲートウェイサービス)や学内無線LAN拡張、自宅からのリモートアクセスの整備、e-learning環境の整備等が検討されており、N-BUSネットワークシステムがさらに発展していく上で、NTT東日本としても全面的にサポートさせていただきたいと考えております。

(注1) フレッツ・オフィスとは、NTTのネットワークにお客様のネットワークを接続させることにより、プライベートネットワークを定額で安価に構築することが可能なサービスです。

問い合わせ先
東日本電信電話株式会社
法人営業本部 e-Japan推進部
大学高度研究機関担当
TEL: 03-3830-9122 E-mail:univ@nb.bch.east.ntt.co.jp



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