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富士通株式会社



東京農業大学への
Campusmate/Poral導入事例
〜ゼロストップをめざした学生ポータル〜

 東京農業大学様では、「24時間365日の学生向け情報提供と窓口サービスの実現」を目指し、2003年4月よりインターネットを利用した学生向けのポータルサービスを本格的にスタート、学生のより便利で快適なキャンパスライフへの支援を開始しました。


■ゼロストップの電子窓口

 東京農業大学様は世田谷、厚木、オホーツク(網走市)の三つのキャンパスに、大学院生を含め約13,000名の学生が在籍しています。「学生に向けたポータルサービス」の狙いは、履修登録や成績照会、休講の確認、就職情報の入手など、学生が目的によって窓口や掲示板を巡ることなく、横断的にゼロストップで、「顧客が探し回らない、顧客に届けるサービスを展開する」ことです。


■パッケージの活用で短期開発を実現

 システム構築に際しては、大学で計画されていた要件を満たしていた弊社のパッケージ、大学向けポータルサイト構築支援システム「Campusmate/Portal」を採用されました。大学より「このパッケージには学生にゼロストップで情報を入手させたいという、私たちが求めていた機能が標準機能として備わっており、バラバラに提供していたサービスを統合するという目標に合っていました」、「すでにイントラネットで提供しているサービスについては、このポータルにリンクさせることができるので、止めたり仕様変更したりせず、またパッケージ導入により早期稼働を経済的に実現できました」との評価をいただいています。


■利便性と安全性に加え環境にもやさしいシステム

 掲示板に貼ってあったものすべてを電子化し、窓口での手続きや書類を受け取る時間を軽減し、本来の学習に集中できる学生ポータル。学内外のパソコンだけでなく携帯電話からのアクセスも可能なシステムなので、暗号化の仕組みを取り入れ、セキュリティには万全の配慮をしつつ、認証もスムーズに行えるようにシングルサインオンにするなど、細心の配慮が加えられています。
 また、履修登録状況の伝達には従来、年間40,000〜50,000枚もの紙を使用してきましたが、このポータルによってペーパーレス化の実現も大きく前進しました(平成15年度は紙での配付と併用)。利便性と安全性に加え、大学としてはいち早くISO14001の認証を得ている同大学ならではの、環境にもやさしいシステムを実現しています。


■より便利で学生から喜ばれるポータルサービスヘ

 こうしてスタートした同大学の学生向けポータルですが、現在稼働中のサービスは以下の通りです。

 今後も「より便利で学生から喜ばれるポータルサービス」を目指し、図書館システムとの連携やスケジュール、予約・申請などの機能を付加し、サービスの拡大を計画しています。

2004年度新サービス予定の画面イメージ


問い合わせ先
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公共営業本部 文教ソリューション推進部
〒105-7123 東京都港区東新橋1-5-2
汐留シティセンター
TEL:03-6252-2565 FAX:03-6252-2766


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