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株式会社トランスウエア


高度な情報リテラシー育成に学内外でActive! mailを活用
〜甲南大学〜



■学内外でのシームレスな情報提供の手段として

 甲南大学は情報教育の分野において、約50年の実績があり、現在でも学生に向けた高度な情報リテラシ教育が行われています。同大学情報教育研究センターの井上 明 助教授、同事務室の深堀太博氏、高橋和巳氏にActive! mailの導入経緯についてお話を伺いました。

 「これまで本学で提供してきたISPサービスに代わる、学内リソースへのアクセス手段の一つとして候補に挙がったのがWebメールです。Active! mailは導入実績が多く、また代理店である日本ビジネスコンピューター株式会社での評価も良好だったのが導入の決定打となりました」と情報教育研究センター事務室の高橋氏はコメントされます。また、Active! mail 2003導入プロジェクトの背景について深堀氏より説明していただきました。「従来、学生がメールシステムや学習システムなどの学内リソースに、学外アクセスが可能となるよう提供していたダイヤルアップ型のサービスの運用はコストパフォーマンスが悪く、また利用する学生側のダイヤルアップやメールクライアントの設定など、利用者やサポートする側の負担も大きいという問題を抱えていました。大学が『ラスト1マイル』まで提供するISPを脱し、ユーザがいつでも・どこでも利用できるよう、ネットワーク・クライアント環境に依存しない、Webを通じたサービスに移行したのです」


■Active! mail導入の理由と比較検討事項、導入のメリット

 甲南大学で稼働するメールシステムでは、Active! mailが負荷分散装置で接続された4台のLinuxサーバに組み込まれ、UNIXベースのメールサーバと連携するよう、日本ビジネスコンピュータ(株)がシステムインテグレートを行っています。Active! mailは情報教育研究センターのホームページから直接ログインができるように、ログイン方法が変更されました。

 学生向けに情報処理入門講義を担当している井上氏は、メールコミュニケーションに関する教育にActive! mailを利用しています。
 「Active! mailの場合は具体的なメールクライアントの設定が不要になるため、学生は、メールコミュニケーションそのもののリテラシを学ぶことに専念できます」と井上氏はコメントしています。導入後は学生が自宅からActive! mailを利用するケースも増え、3〜4年生には就職活動の強い味方になっているそうです。


システム構成図


問い合わせ先
株式会社トランスウエア 営業部文教グループ
TEL:03-5540-0083
E-mail:active@transware.co.jp
http://www.transware.co.jp/product/am/


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