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シスコシステムズ合同会社

大学のメールシステムを堅固に保護
スパム対策製品国内トップシェアを誇るIronPort Cシリーズ
〜導入事例:関西学院大学〜


 教育機関においても豊富な導入実績を持つIronPort Cシリーズは、大学が抱えるメールシステムの問題を根本から解決し、学生や教職員に快適なメール環境を提供しています。

 今回、関西学院大学の情報システム室 永井様にIronPort Cシリーズを採用した理由についてお聞きしました。


■既存メールシステムの限界

−IronPort Cシリーズ導入前の状況をお聞かせください。

 本大学宛に送られてくるメール総量は年々増加の一途をたどり、増加の一因としてスパムメールがあげられました。導入前はフィルタリングを行うなど、メールサーバやクライアントベースで対策を講じてきましたが、これも限界に近づきつつあり、高性能な統合型メールセキュリティアプライアンスで定評のあるIronPort Cシリーズの導入検討を開始しました。


■高いスパム検知率

−導入後の効果はいかがでしょうか。

 IronPort Cシリーズの評価を開始したところ、予想を上回る高いスパム検知率が確認できました。IronPortが独自に運営するSenderBase(R)(トラフィックモニタリングネットワーク)との連携機能であるレピュテーションフィルタの効果は絶大で、誤検知の数も限りなくゼロに近くIronPort Cシリーズの精度の高さには驚かされました。また、コンテンツベースでスパムメールを識別するIronPort Anti-Spamについても、専門のアナリストがルールを作成して配信してくれるので、チューニングや学習作業が必要ありません。常に最新のスパムに対応できるシステムが確立されているIronPort Cシリーズは、手離れがよく使い勝手に優れた製品でとても満足しています。


■管理者の負荷とコストを削減

−管理・運用といった側面からもご満足いただけてますでしょうか?

 本大学では、二つのキャンパスに合計6台あったメールゲートウェイとアンチウイルスサーバをIronPort Cシリーズ1台に集約し管理工数を大幅に削減することができました。運用フェーズでは充実したレポーティング機能を重宝しています。また、IronPort Cシリーズは一台で今後数年先までのメールの増加に対応できるスペックとなっているので、コスト面でも安心して使わせてもらっています。


■容易なディレクトリサービス連携

−ディレクトリサービスとの連携の重要性をどのようにお考えでしょうか?

 毎年多数の学生が入れ替わっていく環境では、卒業した学生や存在しないアドレス宛のメールを、コンテンツフィルタなどの負荷がかかる処理前にチェックできるので、ディレクトリサービスとの連携は大変有効だと思います。存在しないアドレス宛のメールは、大量のバウンスメールを発生させ、無駄なメールが送信されることになります。実は、大手フリーメールにおいて迷惑メール対策を強化された際に、本学からのメールがすべて迷惑メールと判定されたことがありました。バウンスメールだけがその原因というわけではありませんが、安定したメールの送受信を確保するためには、学内のユーザに対するスパムチェックのみならず、DomainKeysやDKIMなどの送信者認証を含めて、不要なメールを送受信しない仕組みを構築することが不可欠だと思います。ですから、LDAPを介してディレクトリサービスとの連携が容易にでき、各種の送信者認証にも対応できるIronPort Cシリーズは大学向けのソリューションとして大変有効であり、これも決め手の一つとなりました。

※ミック経済研究所調査(2008年5月発表)

問い合わせ先
アイアンポートシステムズ株式会社
<アイアンポートシステムズはシスコシステムズの一事業部門です>
東京都港区赤坂2-10-12フォーシーズ溜池山王ビル8F
TEL:03-5573-8160
E-mail:jp−info@ironport.com
(アドレスは全角文字で表示しています)


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