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日本ユニシス株式会社

専修大学
授業支援基盤システム構築事例
〜大学での授業支援基盤システムでは最大規模36万件の受講登録〜

写真 専修大学内パソコン教室


■ RENANDI®統合eラーニングシステム採用

 専修大学は、ITを利用して学生支援・サービスを充実させるため「eキャンパス」構想を推進しており、その一環として、SIベンダであるNTT東日本神奈川支店の協力のもと、日本ユニシスの「RENANDI(レナンディ)統合eラーニングシステム」により授業支援基盤システム「RENANDI at Senshu Univ.」を構築しました。同システムでは、現在、6,500科目登録、2万人のユーザー登録、延べ36万件を受講登録しています。大学における授業支援基盤システム導入事例としては最大規模です。

図1 授業支援基盤システム「RENANDI at Senshu Univ.」
画面左上のロゴや配色は大学側の設定により変更したものです


■ 大規模運営システムを実現

 大規模運営を実現するため、専修大学で導入した授業支援基盤システムは次のような特長を持っています。

1) Webサービスを利用したシステム連携による大量データの一括処理で管理者の年次処理の作業負担を軽減
2) 学内認証システムを利用したユーザー認証により、認証システムと連携した運用を実現
3) 学内外からの利用に備え、すべての通信をSSLで暗号化することでセキュリティを考慮
4) 複数のパソコンから利用した場合の瞬時アクセスに耐えるインフラ設計を行い、大規模運用に耐えるシステムパフォーマンスを実現

 これらの特長により、運用・セキュリティ・インフラ設計の面からシステム運用をサポートし、大規模での利用が可能となりました。

図2 授業支援基盤システムのイメージ


■ システムの利用率と期待すること

 情報システム部情報システム課長 能美明弘氏によると、「授業支援基盤システム『RENANDI at Senshu Univ. 』は、その有効性が理解され、授業や教育に活用される先生方が徐々に増えており、平成20年度の集計では、システムを利用している学生が全体の62%(一部1年次生では84%)に達している。引き続き、教員向け講習会等の周知活動を行い、システム利用者の裾野を広げていきたい。また、RENANDIは機能拡張の要望に柔軟に対応するシステムとして評価しており、今後もユーザーの要望を取り入れる形でさらなる成長を期待している」とのことです。


問い合わせ先
(RENANDI SaaS Editionに関する問い合わせ)
日本ユニシス株式会社 ICTサービス本部
サービス企画部 レナンディ担当
TEL:03-4329-2237
http://www.unisys.co.jp/renandi/saas/


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