賛助会員だより

アップルジャパン株式会社

Apple iPhone 3G導入活用事例
〜青山学院大学 社会情報学部への導入〜


■ 導入の理念

 青山学院大学社会情報学部では、文理双方に精通した人材育成のために、情報化社会の本質を探る四つの力を定義している(数理的素養/コミュニケーション能力/論理的思考/情報の高度な活用)。

 これらを習得する一環として学業と日常生活の双方で常にモバイル端末を活用し、モバイル・ネットワーク社会を実際に体感できる環境の提供が重要であると考え、社会情報学部に在学するすべての学生に最新機能を持つ「iPhone 3G」の配布を決定した。
 実験的かつ小規模な取り組みとは異なり、学部単位での大規模な導入によって、学内に大きなコミュニティが生まれ、学生はiPhoneの様なモバイル機器が社会に普及し、様々に活用されている状態を体験することになる。
 学生がその中で触れて、体験して始めて見えてくるものから情報感度を培い、新しい社会やライフスタイルを提案できる能力を習得させたいと考えている。


■ 導入システム

インタラクションシステム(株式会社東京システム技研)
 iPhoneから講義出席情報を送出可能な出席管理システム。学籍番号や位置情報に加え、テキスト情報も送出可能なため、ミニテストやアンケートの実施が可能である。

Apple iPhone 3G/ホワイトプラン(ソフトバンクテレコム株式会社)
 公私分計処理を行い、iPhone 3Gを所有することによって発生する費用は大学側が負担し、学生が個人的に利用する費用、具体的には、3G回線を利用したパケット通信、他キャリア携帯電話への通話、ソフトバンク契約者同士でも午後9時 - 午前1時の通話は学生負担となる。

e-veryStudy(アイコム株式会社)
 iPhone 3Gから利用可能なe-Learningシステム。教科書表示機能、付箋・ブックマーク機能、演習問題機能、小テスト機能、ランキング表示機能など豊富な学習支援機能が特徴。


■ 導入による効果

(1)コミュニケーションの活性化
 授業中のインタラクション(株式会社東京システム技研)や豊富なアプリケーションの利用、ソフトバンクモバイル株式会社 ホワイトプランによる無料通話を活用することで、学生と教員間のコミュニケーションが活発になっている。

(2)数理的な素養
 ITパスポート試験および基本情報技術者試験の学習に学習支援システムe-veryStudyを活用し、授業の合間や通学時のすきま時間を効果的に利用した学習を行うことが可能になった。

e-veryStudy iPhone対応版

(3)論理的な思考力の向上
 アップル社のApp Storeなど、iPhoneと融合したサービスや、様々なネットワークサービスを体験しながら、グローバルな視点でのマーケット戦略やビジネスプランなどを、論理的に分析し共有することが可能となった。また、iPhoneアプリケーションの企画・開発も体験することが可能となる。

(4)情報の高度な活用能力
 PCと同等の機能を持ったメーラーやブラウザ、App Storeで追加可能な様々なツールなど、最新の情報に手軽にアクセスできるツールを携帯することで、情報を迅速に取捨選択し、活用できる能力を養うことが可能となり、学生の情報活用能力が向上している。



問い合わせ先
アップルジャパン株式会社 文教営業本部
TEL:03-5334-2420
E-mail:yukiyasu.watanabe@asia.apple.com
(アドレスは全角文字で表示しています)
http://www.apple.com/jp/education/


【目次へ戻る】 【バックナンバー 一覧へ戻る】