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株式会社ヒューコム


神戸大学採用のファイバーチャネル導入例



システム概要

 神戸大学総合情報処理センターシステムは、機能別の用途に合わせた複数種類の高速サーバ群、情報処理教育システムおよび一般利用システムから構成される。高速サーバ群は、高速演算サーバ(NEC SX-4)、汎用並列サーバ(SGI ORIGIN2000)、ビジュアリゼーションサーバ(SGI ONYX)、ファイルアーカイブサーバ(SPP1600/HSM)、アプリケーションサーバ(SPP1600/XA-8)等から構成される。図1に示すように、これらのシステムはファイバーチャネルネットワークを中心にして相互に接続されている。ファイバーチャネルを利用することによって、高速サーバ間の高速通信や、大学教育研究センター、六甲台演習室、総合情報処理センター分館といった地理的に離れている教室に設置されている情報処理教育システムからの高速アクセスが可能となっている。各教室ではファイバーチャネルルータにイーサネットスイッチを接続し、情報処理教育システムおよび一般利用システム用の端末が接続されている。また、神戸大学キャンパスネットワークとの接続の他のファイバーチャネルルータとして、ATMおよびFDDIの2種類のインタフェースを有するものを設置し、神戸大学内の各部局からの高速アクセスを支援している。
図1 神戸大学総合情報処理センターシステム



原稿協力: 神戸大学総合情報処理センター
  岡村 耕一氏


問い合せ先
  株式会社ヒューコム
  ファイバーチャネル・プロジェクト
  担当:大槻、宮川
  TEL:03-5306-7359 FAX:03-5306-7334

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