私立大学情報環境白書(平成20年度版)

基本調査委員会

平成21年11月25日

第53回臨時総会にて報告

調査の概要

T.調査の目的及び意義

私立大学、短期大学が教育研究活動の基盤環境として備えるべき情報環境の整備充実を促進するため、現状の点検及び将来計画を通じて、今後取り組むべき課題を整理することを目的とした調査。

U.調査対象

  加盟の私立大学・短期大学の関係部局

V.調査の内容

<量的・質的整備の点検>

1.学内ネットワーク           

2.ユビキタスネットワーク

3.コンピュータの整備状況         

4.学生に対するパソコン購入の義務付け

5.教室内コミュニケーション        

6.市販ソフトウエアのライセンス管理

7.教室のマルチメディア化         

8.セキュリティ対策

9.情報通信ネットワークの運用管理体制  

10.外部データセンター等の利用

<教育・学習支援の点検>

1.学内LANによる自学自習環境       

2.eラーニング

3.コンテンツのアーカイブ化        

4.教育・学習支援の体制・内容

5.大学間連携・産学連携(解析編に記載)  

6.著作権対策

<FD支援の点検>

1.教育目標の公表             

2.授業改善計画の実施

3.FD支援の内容             

4.学習ポートフォリオ

<情報化投資額の点検>

1.情報化投資額に対する補助金の活用状況  

2.学生一人当りの情報化投資額

3.情報通信技術を活用している授業科目

<情報環境評価体制の点検>

1.情報環境を評価する体制、仕組み、基準について

2.情報環境を評価する体制、仕組み、基準の内容

<情報環境の整備方針>

1.教育改善に向けた情報環境の整備方針

2.研究改善に向けた情報環境の整備方針

W.調査の実施

1.実施時期  平成20年12月上旬

2.回答締切り 平成21年 2月上旬(未回答校は21年5月下旬)

X.回答状況

1.調査対象    336大学、117短期大学(廃止・退会大学を除く)

2.回答校数    328大学、107短期大学

3.回答率     大学98%、短期大学92%

解析編(平成20年度私立大学情報環境基本調査集計解析結果)

特色あるeラーニング実施事例紹介

1.理工系知識共有に向けたeラーニング  (千歳科学技術大学)

2.系統講義コンテンツを進化させた統合的eラーニング  (東京歯科大学)

3.経済学の学士力向上を目指す自学自習型eラーニング  (名古屋学院大学)

4.授業と学習の有機的サイクルを構成する授業支援型e-learningシステムCEAS  (関西大学)

地域社会、産業界との連携事例紹介

1.地域社会との連携によるプロジェクト学習 (金沢工業大学)

教員の教育意欲喚起の取り組み事例紹介

1.授業アンケート結果を改善に繋げるFD支援  (大同大学)

セキュリティ対策(迷惑メール)取り組み事例紹介

1.メールの送信元チェック(S25R)による迷惑メール対策  (大阪歯科大学)

2.フィルタリングによる迷惑メール対策  (東京女子医科大学)