公益社団法人私立大学情報教育協会


 

お知らせ
本年度の大会は終了しました。多数のご参加ありがとうございました。
 

 9月6日(火)慶應義塾 安西祐一郎先生の講演について
   開始時間の変更です。13:15〜14:00となり、15分開始時間が早まりました。
 9月7日(水)テーマ別自由討議「分科会C eポートフォリオによる振り返り学習の支援」におきまして、課題提起が1件増えました。 こちら
 9月7日(水)テーマ別自由討議 【分科会D】 「知のインフラ」多機能携帯端末の教育利用」
  課題提起者が確定しました。 こちら


日 時   平成23年9月6日(火)・7日(水)・8日(木)
 
会 場   アルカディア市ヶ谷(東京、私学会館)
           東京都千代田区九段北4-2-25 TEL:03-3261-9921  マップ 
           JR中央線(総武線)/地下鉄南北線・有楽町線・都営新宿線 「市ヶ谷駅」下車 徒歩2分
 
主 催  公益社団法人私立大学情報教育協会
後 援  文部科学省(予定)
 
テーマ 「日本の大学教育機能を再考する」
 
開催趣旨

 社会の信頼に応えられる人材育成を目指して、ディプロマポリシー、カリキュラムポリシー、アドミッションポリシーの3つの観点から教育改革に着手し始めているが、大学としての社会的な責任に十分応える内容となっていない。人材の育成なくして国・社会の発展はなく、教育は正に国の存亡を決する安全保障政策と言っても過言ではない。国の将来は若い世代の人財力に追うところが大である。そのことから、未来の時代に立ち向かって対応できるような教育を今こそ抜本的に議論すべきときにきている。
 本協会では、このような大学教育が本来果たすべき機能について、大学関係者で意識合わせし、学生が未知の時代に生き抜く力を獲得することに大学が責任をもてるよう、教育の政策、教育・学習環境、教育・学習支援体制などについて、ICTの可能性と限界を確認する中で教育のイノベーションを探究することにした。また、公募によるICTを活用した教育や支援の事例紹介、大学・企業連携によるICT導入・活用事例紹介(ポスターセッション)を通じて、各大学の取り組みや現状を把握するとともに、ICT活用による教育、支援の改善策を模索する。

 
参加対象  国公私立大学・短期大学の教職員、賛助会員
 

開催プログラム   申込方法は こちら

9月6日(火) 全体会

11:00 開会挨拶
   向殿 政男 会長(公益社団法人 私立大学情報教育協会)

11:10 今後の学校におけるキャリア教育・職業教育の在り方について(答申)説明
   大学・短期大学の設置基準が改定され、社会的・職業的自立に向けた教育プログラムが授業を通して本格的に開始されている。中央教育審議会の答申(平成23年1月30日)では、高等教育におけるキャリア教育の充実と職業教育の充実を掲げる中で、とりわけ自立した職業人の育成と学生の多様な職業教育ニーズへの対応を目指して、職業教育のための新たな高等教育機関設立の必要性を指摘している。
 ここでは、答申がイメージする新たな高等教育機関の設立と現在の大学・短期大学との関連性をどのように考え、社会の信頼に応え得る人材育成に取り組むべきかを文部科学省の説明を受けて確認する。
   文部科学省 喜久里 要 氏(高等教育局私学助成課課長補佐、前大学振興課専門官)

12:00 休憩

13:15 未知の時代を生き抜く力を身に付けさせる高等教育の在り方
   若い世代に未来を切り開いていく意欲と能力を獲得させることが、現在大人世代にとっての最大の責務である。教員が培ってきたあらゆる知識と経験を次の世代に引き継いでいくことができるよう、教員一人ひとりの能力を超えたレベルで高等教育を考えなければならないところにきている。例えば、デジタルやネットワークを活用して世界の学識者や社会から学べるようにする仕組みなどを通じて、一人の教員が教える時代から学生が自立して学べる教育に転換していくことが必要となる。今こそ日本を救うという教員一人ひとりの危機意識が必要であり、このような視点に立った高等教育の在り方について抜本的に見直す機会としたい。
   学校法人慶應義塾 安西祐一郎 氏(学事顧問)  ※ネット会議から会場での講演に変更になりました

14:00 これからの大学マネジメント
   大学での人材育成の在り方をイノベーションするために、大学ガバナンスの観点から教育改革に求められる大学運営のマネジメントを省察する。大学教育の営みのすべてが教員や職員の生活のためのものではなく、未来を切り開いていく若者の育成にあることを大学として組織的に意識合わせし、理事会、教授会、職員が一体となった組織運営の重要性について理解を深める。
   学校法人国際基督教大学 北城 恪太郎 氏(理事長)

15:00 休憩

15:15 学士課程教育の分野別質保証 〜分野別の教育課程編成上の参照基準〜
   大学の学びを通して社会や世界に関与する力を提供できるようにするため、学士課程教育の分野別質保証(分野別の教育課程編成上の参照基準)について、最新の検討状況を事例として報告いただき、大学教育の質保証への取り組みの参考とする。
   日本学術会議 北原 和夫 氏(分野別質保証検討委員会委員長)

16:15 産学連携による情報系人材の教育支援
   社会の信頼に応えられる教育を実現していくには、産業界との連携・協力は不可欠である。とりわけ、情報を専門とする分野の人材育成は教員と企業現場とのオープンな意見交流の場が少なく、大学教育の目標と企業の目標にミスマッチが生じている。そこで、大学と産業界のミスマッチの解決に向け、人材育成の目標、水準、求める人材像について産業界と意見交流する中で、大学教育と産業界との役割を明確にし、教育改善に必要な支援の仕組みを協議できる場を作ることが必要と考え実施している「産学連携人材ニーズ交流会」について紹介し、産業界による教育支援の在り方を模索する。
   私立大学情報教育協会・情報教育研究委員会
     担当理事         向殿 政男 氏(明治大学理工学部教授)
     情報専門教育分科会主査 大原 茂之 氏(東海大学専門職大学院組込み技術研究科教授)

17:00 終了


会場

3
階

富
士

▲top


9月7日(水) テーマ別自由討議
 
午前、午後で各2分科会を同時に実施します。
 
会場
10:00 〜
12:30
【分科会A】 未来に立ち向かう人材育成を目指した教育改善モデルの考察
 現在の大学教育での学びが比較的単位取得のための試験対策に終始しており、学びが定着しないまま大学を卒業する例が多くなっている。そこで、学習した知識・技能が卒業後に社会で発揮できるよう、ICTの活用も含めた理想的な教育改善のモデルを研究するため、本協会の分野別委員会での検討内容の一部を報告し、今後の教育改善のあるべき姿を考察する。
課題提起: 私立大学情報教育協会
       学系別FD/ICT活用研究委員会、サイバー・キャンパス・コンソーシアム運営委員会
      
 (文系教育、理系教育を予定)
5
階

大
雪
10:00 〜
12:30
【分科会B】 学生による「教え合い」の学習支援
 教える授業から学ぶ授業に転換するため、学生目線で教え合い、学び合う学習環境が不可欠となる。その一つの対策として学生同士による教え合いを大学として組織的に導入している事例を踏まえ、ICTを利用した運営体制、支援学生の研修、学内雇用制度など、どのように関わっていくことが望ましいか、大学としての関与の仕方を考察する。
課題提起: 関西大学     岩崎 千晶 氏(教育推進部助教)
       金沢工業大学  鹿田 正昭 氏(環境・建築学部環境土木工学科教授)
5
階

穂
高
12:30 〜
12:45
大学・企業によるICT導入・活用事例(ポスターセッション)の概要紹介
各
会
場
12:45 〜
14:00
休憩
14:00 〜
16:30
【分科会C】 eポートフォリオによる振り返り学習の支援
 学びの目標を自己点検・確認させる一つの手段として、学びの成果を可視化するためのeポートフォリオの活用が進みつつあるが、現在は自己管理・点検させるまでに留まっている例が多い。そこで、学生一人ひとりの課題と向き合い、組織的に学習指導、キャリア形成指導を行い、不足している能力を卒業までに身に付させるための振り返り学習の場を提供する仕組みを考察する。
課題提起: 国際基督教大学 日比谷 潤子 氏(副学長、総合学習センター長)
         慶應義塾大学   竹村 英樹 氏(教職課程センター准教授)
          昭和大学      片岡 竜太 氏(歯学部准教授)
5
階

大
雪
14:00 〜
16:30
【分科会D】 「知のインフラ」多機能携帯端末の教育利用
 多機能な携帯端末の普及により大学での学び方も変わりつつあり、授業資料の配布・閲覧、授業映像の配信、授業時アンケートなど、多くの可能性が期待される。知的な情報や資料がオープン化されればされるほど、いつでもどこでもグローバルな学びの可能となることから、多機能携帯端末の新しい利用方法を考察する。
課題提起: 青山学院大学   宮治  裕 氏(社会情報学部准教授)
        横浜商科大学   小濱 哲 氏(貿易・観光学科教授)
5
階

穂
高
西
 
16:45 〜
18:00
情報交流会  ※別途、参加費3,500円が必要です
6
階
伊
吹
 
12:30 〜
17:00


大学・企業によるICT導入・活用事例(ポスターセッション)

詳細は後日お知らせします

5
階
廊
下


併催
短期大学教育改革ICT戦略会議
 
 日時  9月7日(水) 13:30〜16:30
 場所  5階穂高東
 
開催テーマ 「社会で通用するコミュニケーション能力の育成を目指して」
 
●事例紹介1 「就職できるコミュニケーション能力育成」
                  桜の聖母短期大学
●事例紹介2 「日本語運用能力の向上とコミュニケーション能力育成をめざして」
                  大阪城南女子短期大学
●全体討議 「コミュニケーション能力の育成を連携の中で探る」
  事例紹介 (株)ホテルオークラ 事業管理部総務人事課        坂東 八栄 氏
         (株)オンワード樫山 東京地区・関東管理部販売人財課 森村 国生 氏
        (株)スタジオアリス 人事部採用担当部長          大西 康雄 氏

開催要項、申し込みは別途、 こちら よりご覧願います。
 



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9月8日(金) 大会発表 (70件)


教職員によるICTを活用した教育・支援環境の事例紹介 (各発表タイトルや発表者名は、一覧で参照下さい)

各発表タイトル、発表者名の一覧
こちら

 
会場
5階 穂高東
5階 穂高西
5階 大雪東
5階 大雪西
6階 阿蘇西
5F 廊下
10:00
A-1
B-1
C-1
D-1
E-1
大学・企業連携によるICT導入・活用事例紹介

(ポスターセッション)


詳細は
 後日お知らせします
10:20
A-2
B-2
C-2
D-2
E-2
10:40
A-3
B-3
C-3
D-3
E-3
11:00
休憩(10分)
11:10
A-4
B-4
C-4
D-4
E-4
11:30
A-5
B-5
C-5
D-5
E-5
11:50
大学・企業連携によるICT導入・活用事例紹介の概要(20分)
12:10
休憩(80分)
13:30
A-6
B-6
C-6
D-6
E-6
13:50
A-7
B-7
C-7
D-7
E-7
14:10
A-8
B-8
C-8
D-8
E-8
14:30
休憩(10分)
14:40
A-9
B-9
C-9
D-9
E-9
15:00
A-10
B-10
C-10
D-10
E-10
15:20
A-11
B-11
C-11
D-11
E-11
15:40
休憩(10分)
15:50
A-12
B-12
C-12
D-12
E-12
16:10
A-13
B-13
C-13
D-13
E-13
16:30
A-14
B-14
C-14
D-14
E-14
16:50
終了
 

▲top

申込方法

Webからの申込み

右のボタンを押し、画面表示に従って入力、送信下さい。 申込みページにアクセスできない場合は、問い合わせ下さい。

申込みシステムは、通信情報の漏洩防止のため、(株)リブラス〔本協会賛助会員〕のSSLサーバを使用し、通信を暗号化しております。
FAXでの申込み 申込書に必要事項を記入し、FAXにて送付下さい。
FAX:03-3261-5473
申込内容で当協会が取得する個人情報は、下記の目的により利用します。 「大学名、氏名、所属(学部、部署)」は、当日配布する資料(冊子)に参加者名簿として掲載します。「電子メールアドレス」は、今後の事業案内の連絡先情報として利用します。

申込締切

 8月31日(水)

 ※締切日以降の申込や当日申込も受け付けますが、締切日までに申込まれた方の大学名、氏名を当日配布の予稿集の参加者名簿に掲載します。

 

参加費振込

 できるだけ9月1日(木)までに振込み下さい。 間に合わない場合は、大会以降のお振り込みでも構いませんが、領収書は後日お送りします。

 一括申込みの場合:振込依頼人名には、大学名(社名)の他にできるだけキャンパス名または部署名を入れて下さい。
 個人申込みの場合:振込依頼人名には、大学名と氏名の両方をできるだけ入れて下さい。

 お願い: 振り込み名義に、振込番号をできるだけ入れていただきますようご協力お願いいたします。
       Webでの申込みの場合:申込受付メールの最後に記載の振込番号を入れて下さい。
       FAXでの申込みの場合: 振込番号は「jc23」として、追記下さい。

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振込先

                              シジョウキョウ(タイカイサンカヒ)
りそな銀行市ヶ谷支店 普通口座 0434635  私情協(大会参加費)
〒102-0073千代田区九段北4-1-14No.1 九段北TLビル4F TEL:03-3261-2798
 
*振込手数料は申込者各自で負担願います。
*9月3日(土)までのキャンセルは、参加費から振込手数料を差し引いた金額を返金します。それ以降のキャンセルについては、資料代(送料含む)、振込手数料、その他実費(情報交流会申込みの場合)を請求させていただき、後日資料を郵送いたしますので、ご了承下さい。
 

参加費

 

3日間参加で割引に!
 加盟校 20,500円→18,000円 非加盟校 41,000円→36,000円
 ※9月7日「情報交流会」は別途、下記の参加費が必要です
  ※9月8日発表者は全プログラムに参加可能(申込不要)ですが、9月7日情報交流会は一般申込み・参加費が必要です
   発表者や共同研究者等の参加費については、詳細はこちらをご覧下さい。

※参加費はすべて
税込金額
9月6日(火) 9月7日(水) 9月7日情報交流会 9月8日(木)
加盟大学・短期大学、
賛助会員
7,500円
6,500円
3,500円
6,500円
非加盟大学・短期大学
15,000円
13,000円
3,500円
13,000円

 

送付・問い合わせ先

 公益社団法人私立大学情報教育協会
 〒102ー0073 東京都千代田区九段北4−1−14 No.1 九段北TLビル4階
 TEL:03-3261-2798 FAX:03-3261-5473
 (問合せ専用)