本事業では平成20年4月より、著作権料が有料のコンテンツも取り扱うことにいたしました。それに伴い、大学に著作権料の負担や分配をいただく場合がありますので、下記をご覧の上、学内にてご対応いただきますよう何卒ご協力のほどお願い申し上げます。
 なお、教員個人による参加の場合、有料コンテンツの提供・利用については所属大学の許可を得ていただく必要があります(無料コンテンツについてはこの限りではありません)。

本事業への参加対象

  • 当協会加盟の大学・短期大学および所属の教職員とします。
  • 参加単位は大学としていますが、環境・制度面の都合により大学としての参加が難しい場合には、教員個人でも参加可能です。

大学にお願いしたい事項

著作権料の負担

  本事業に参加している大学やその所属教職員が、有料のコンテンツを利用した場合、発生した著作権料(1年度分)を大学に負担いただくことになりますので、当協会より大学担当部署に請求書を送付し、所定の口座に振り込みいただきます。  

著作権料の分配

 本事業に参加している大学やその所属教職員が有料のコンテンツを本事業に登録し、それを他者(他大学)に利用された場合、発生した著作権料(報酬)は当協会を通じて大学の口座に振り込まれ、分配の明細書等書類も送付されます。明細書に基づき大学から各権利者に著作権料を分配いただくとともに、源泉所得税の書類を配付いただきます。

著作権料の納税

利用者側大学では、コンテンツの権利者が教員個人の場合、支払った著作権料について源泉所得税を納税いただく必要があります。納税額の計算や関係書類は、当協会で作成します。

課金と分配のスケジュール


    4月〜翌年3月 :1年度間分の利用集計(私情協)
    翌年4月下旬  : 請求書送付       (私情協→大学)
       5月末    : 支払い          (大学→私情協)
       6月末   : 大学への分配     (私情協→大学)
       7月以降 : 権利者への分配   (大学→権利者)

※この他に、利用者側大学には源泉徴収税の納税手続きがあります。

課金と分配に伴う帳票の種類


 ※ 各帳票の見本についてはこちらをご覧下さい。

課金(利用者側大学)

  1. 請求書
  2. 請求明細書(著作権料、源泉徴収額、等の内訳)
  3. 利用明細書(利用者名、利用コンテンツ名、権利者名、等の詳細な内訳)
  4. 納税一覧(著作権料の源泉徴収分の納税一覧)
  5. 源泉徴収支払い調書(源泉徴収の証明書。利用大学側の控え)

分配(権利者側大学)

  1. 分配額(権利者ごとに金額をまとめた分配額の一覧)
  2. 分配額明細書(利用されたコンテンツ名、権利者名、著作権料、源泉徴収額の内訳)
  3. 源泉徴収支払い調書(各権利者に配布する源泉徴収の証明書)

著作権料の支払と分配の仕組み

※画像をクリックすると拡大して表示します。