大学における数理・データサイエンス・AI教育支援プラットフォーム


V−W 私立全学データサイエンス・AI共通基盤教育



1.大学教育と情報 2020年度N0.3 特集:数理・データサイエンス・AI教育

・ AIを使いこなす教育プログラムの取組み〜AI活用スキルを身に付けるには〜 巳波 弘佳 氏

http://www.juce.jp/LINK/journal/2102/pdf/02_02.pdf


2.早稲田大学

(1)グローバルエデュケーションセンター

学生が所属する学部における学びと平行して、自分に足りない知識や社会で役立てたいスキル、興味ある体験などを積み重ね、なりたい自分へとステップアップを図ることができる教育を提供することを目的として、グローバルエデュケーションセンター(GEC)が全学の学生に向けた教育プログラムを提供しています。GECでは、全ての学びの土台となる基盤教育5分野の中に、「データ科学」を位置づけており、「統計リテラシー」「データ科学入門」シリーズなど、データ解析の基礎能力を身に付けるための科目が全学的に導入されています。

・ 早稲田大学 グローバルエデュケーションセンター提供科目一覧

https://www.waseda.jp/inst/gec/assets/uploads/2019/03/Course-List_GEC-Offering_Jpn.pdf

・ 2019年度GEC設置のデータ科学科目・情報科目の科目区分について

https://www.waseda.jp/fsci/assets/uploads/2017/02/190301_02_course-registration.pdf

また、これらの授業を受講した学生を対象に、統計データ解析ワークショップ」を開催しており、より実践的なデータ解析のスキルを身に付けるためのフォローアップのプログラムも充実させています。このプログラムは、実データの分析を通してより深く統計分析に慣れ、データ科学を自分の研究(卒論や修論)にも活かすように導くことを目指しています。

・ 統計データ解析ワークショップ 参加者募集!!

https://www.waseda.jp/inst/gec/news/2019/12/10/8187/

このワークショップでは、実際に「リーグサッカーの公式戦データ」「プロ野球の打撃成績データ」「都道府県の統計データ」「賃貸物件データ」「映画のレビューデータ」などの多様な実データを題材とし、実際に参加者が事前にデータを受け取って分析をした上で、ワークショップに臨み、実践的なデータ解析のノウハウや考え方を体験的に学ぶような教育プログラムとなっています。


(2)データ科学総合研究教育センター

早稲田大学では、全ての学問領域においてデータ科学が1つの重要な基盤技術となり、これまでそれぞれの専門領域で積み重ねられてきた「理論」と「データによる実証」が融合することで、新しい学問・研究の展開が期待できるとの認識から、データ科学総合研究教育センターが設立され、大学全体でデータ科学の研究と教育に力を入れています。センターでは、私立総合大学の強みを最大限に活かし、理工系・人文社会系の専門領域で得られた知見と、最新のデータ科学との融合を図るプラットフォームを提供することにより、総合知・新しい知の創造と複雑でグローバルな社会問題解決を行うことができる人材の育成を目指すとともに、大学全体の研究力の向上を目指しています。

・ データ科学総合研究教育センター

https://www.waseda.jp/inst/cds/

データ科学総合研究教育センターでは、様々なワークショップ型の教育プログラムを実施すると共に、早稲田大学におけるデータ科学教育の体系的なカリキュラムを設計しており、順次、基礎的なデータ科学入門科目から、機械学習やAIなどの含む高度な科目群までを体系的に整備していく予定です。


3.立教大学

・ 平和に資するAI人材を−立教大学の取組み

郭 洋春 氏(立教大学総長)

(私情協機関誌 大学教育と情報 2019年度 No.2掲載)

http://www.juce.jp/LINK/journal/2001/pdf/02_04.pdf


4.上智大学

・ 上智大学が考える、未来を生きる学生のためのデータサイエンス

小松 太郎 氏(上智大学総合人間科学部教授、グローバル教育センター長)

(私情協機関誌 大学教育と情報 2018年度 No.1掲載)

http://www.juce.jp/LINK/journal/1804/pdf/02_05.pdf