大学における数理・データサイエンス・AI教育支援プラットフォーム

 

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1.早稲田大学

データ科学総合研究教育センターと学術院などが協力し、学内データ解析コンペティション形式でデータ分析を促し、データ分析の技術や分析プロセスを学び合う取り組みを実施しています。

  ・ 第1回 早稲田大学 データサイエンスコンペティション

https://dswaseda.com/

1回のコンペティションでは、データ科学総合研究教育センターと政治経済学術院が主催、民間企業がスポンサーとなり、20197月に実施されました。第1回のテーマは、主催した政治経済学術院らしく「参議院選挙の結果予測」という問題設定で行われました。

2019721日に投開票が行われた第25回参議院通常選挙をケースとして、早稲田大学の各学部・研究科や附属高校からエントリーした学生チームが、様々なデータ分析手法を駆使し選挙結果の予測を競い合いました。

   News: 1回 早稲田大学 データサイエンスコンペティション

https://www.waseda.jp/top/news/66009

早稲田大学の各学部・研究科や附属高校からエントリーをした総勢61チームのうち、投票日前日までに43チームが予測結果・発表資料を提出し、その中から厳選された13チームがコンペティション会場で発表しました。その他のチームもポスター発表の形式で、それぞれの分析技術や分析の成果を発表し合いました。

 

2.統計データ分析コンペティション(独立行政法人統計センターの出典・リンク)

教育用標準データセット(SSDSE)に基づいた統計分析のアイデアと技術を競うコンテストを、総務省統計局、独立行政法人統計センター、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構統計数理研究所、及び一般財団法人日本統計協会の共催により開催

https://www.nstac.go.jp/statcompe/

 

3.スポーツデータ解析コンペティション(日本統計学会スポーツ統計分科会の出典・リンク)

野球、サッカー、バスケットボール、フェンシング(エペ)、インフォグラフィック、         中等教育の部門から、実際のデータを用いて仮説立案、分析、結果のプレゼンテーション競うコンテストを、日本統計学会スポーツ統計分科会等の主催により開催

https://estat.sci.kagoshima-u.ac.jp/sports/

 

4.データビジネス創造コンテスト(慶應義塾大学SFC研究所データビジネス創造・ラボの出典・リンク)

全国の高校から大学院に通う生徒・学生を対象として、「メディアの未来」をテーマとして、動画や音声といったメディアの視聴動向情報等を参加者に提供し、未来のメディアのあるべき姿の提案を求めるコンテストをデータビジネス創造ラボの主催により開催

https://dmc-lab.sfc.keio.ac.jp/v2/?page_id=431

 

5.マーケティング戦略立案コンテスト(株式会社マクロミルの出典・リンク)

企業が抱える実際のビジネス課題をテーマとして、協賛企業からの関連するデータをもとに解決策を組み立て、書類審査、決選プレゼン大会では、企業の実務担当者から直接フィードバックを受けるコンテストをマクロミル主催で、数社の協賛企業により開催

https://www.macromill.com/s/edge/

 

6.データ解析コンペティション(経営科学系研究部会連合協議会の出典・リンク)

POSデータのような取引データや生活者の意識を調査したアンケートデータなど、「共通の実データを元に、参加者が分析を競う」ことを目的としたコンテストを経営科学系研究部会連合協議会の主催により開催

https://jasmac-j.jimdo.com/

経営科学系研究部会連合協議会主催のデータ解析コンペティションは、世界でも最も早くからコンペティション形式で「データ分析」の技術を高めあう取り組みを実施してきた取り組み事例です。その特徴としては、次のようなことがあげられます。

 データ提供を受けたチームは、中間発表と最終成果発表の2度に渡って、提供されたデータの分析結果を発表することが義務付けられており、発表会によってお互いの分析の観点や分析技術を学び合う。

 いくつかの学会組織などの学術団体が協議会を構成しており、参加チームはいずれかの団体の予選会に参加し、予選会でデータ分析の成果を発表し、勝ち上がったチームが再度、全体の最終成果報告会にて、分析の成果を競い合う。

 単に予測精度の向上といった評価基準に囚われず、問題設定の独自性やビジネス上の有効性といった観点か らも評価をし合うという風土の中で、データ分析のスキルを高めあう。

また、このデータ解析コンペティションで提供されたデータを用いて研究された成果は、成果の外部発表許可申請を行うことで、学会発表や投稿論文のほか、卒業論文・修士論文などにも用いることができる。そのため、大学教員や学生が、卒業論文や修士論文の1つのテーマとして参加しているケースも多い。

 

7.和歌山県データ利活用コンペティション(和歌山県ホームページの出典・リンク)

公的統計データをはじめとする様々なデータを利活用した施策提案を目的としたコンテストを和歌山県の主催により開催

https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/020100/d00201199.html