お知らせ

 ・ 参加者の募集を開始します。

研修方針

開催趣旨

 本協会では私立大学における職員の職務能力の開発・強化を支援するため、教育の質向上を目指した企画・提案及び学修成果の可視化、全学的教学マネジメント確立に向けた指針の実施、業務改革の推進に向けたICTの利活用などについて、知識・理解の獲得と実践的な考察力の促進を支援することを目的に研究講習を実施しています。
 本コースは、ICT利活用の可能性や工夫について基礎的な理解を深め、大学の管理運営や教育活動の充実に向けて主体的に取組む考察力の獲得を目指します。

本コースのねらい

開催趣旨に基づき、参加者が次のような成果を修得することを目指します。

  1. ICTの利活用が大学の管理運営、教育活動の充実に果たしている役割を認識する。
  2. 問題発見・解決プロセスの体験を通じて、自己の業務の改善や職場における課題解決にICTの利活用を考察し、アクションプランを提案できるようにする。

受講対象者

私立大学・短期大学に所属する職員 (勤務年数の浅い方々や他業種からの転職者など本協会への加盟・非加盟は問いません)

日程

令和3年9月28日(火)10時 〜 29日(水)17時

※ 詳細スケジュールはタイムテーブルをご覧下さい。

会場

オンラインによるテレビ会議室(Zoom使用)とします。
なお、申込者には、テレビ会議室専用のURLを開催の一週間前にメールで案内します。

募集定員

100名(申込先着順)

申込方法

  「申込書」に記入いただきFAXまたはメール添付にて申込みください。
  FAX:03-3261-5473(お問い合わせTel: 03-3261-2798) mail:info@juce.jp
  ※ 今回は、講習資料をテレビ会議室専用ページへの掲載のみとし、紙資料集を作成・郵送しませんのでご了承ください。

参加費

 加盟校・・・1名につき15,000円 / 非加盟校・・・1名につき27,000円  加盟校情報はこちらをご覧ください。
 参加費の支払い方法は、「参加費の支払い」をご覧ください。

参加費の支払い

 参加費は、大学でまとめて9月24日(金)までに銀行振込によりお支払いください。学内都合等は問い合わせください
<振込先>
りそな銀行 市ヶ谷支店 普通預金口座
口座番号: 0054409
名 義 人: 私情協
         シジョウキョウ
※お願い:振り込み名義に「k03」の記号を追記願います。
※お申し込み後のキャンセルは9月21日まで受付し、お支払いされた参加費から振込手数料を差し引いた金額を返金します。
※9月22日ごろにテレビ会議室専用のURLをお送りした後のキャンセルはできません。この場合、参加費の返金は致しませんのでご了承ください。


プログラム概要

【事前研修】

  グループ討議に向けて、グループ内での事前意識合わせを行うため、自己紹介シートを交換いただきます。9月22日ごろに同じグループメンバーのメールアドレスを連絡します。また、本協会Webに事前研修ページを設定しますので、文科省等の方針(答申)及び用語集などを事前に確認してください。

【本研修】

  全体会では、職員の役割を共有した上で、①教育改革に向けたDX(デジタルトランスフォーメーション)、②学生支援改革に向けたDX、③業務改革に向けたDXについて、それらを実現するためのICT利活用の意義・好事例について情報を共有し、デジタル技術を駆使して大学改革を進める上での課題認識を深めます。
  グループ討議では、本研修のテーマとして設定した①から③の観点から、具体的な課題を絞り込み、自らがどのように関与すべきか、ICTを道具として利活用した望ましい改善案の提言作りを行い、グループ発表・相互評価を通じて、主体的な考察力、イノベーションに取組む姿勢の獲得を目指します。

第1部 全体会(情報提供)

(1)開会挨拶

     末次 正 氏(福岡大学CIO補佐、CISO補佐、情報基盤センター長、運営委員会担当理事)

(2)イントロダクション

「大学改革に向けた職員の役割」

     木村 増夫 氏(上智学院理事、運営委員会委員長)

(3)情報提供

①「大学データの前処理・分析・共有の勘所:そして価値創造へ」

     鎌田 浩史 氏(上智学院IR推進室専任職員/上智大学基盤教育センター非常勤講師)

②「学生の相互支援による履修相談等の助言システム紹介」

     内藤 永 氏(北海学園大学経営学部教授)

③「ニューノーマル社会を見据えた組織的なDXへの取組み」

     藤原 昭二 氏(福岡工業大学情報基盤センター・情報企画課長)

④「サイバー攻撃のリスクとセキュリティ対策の基礎知識」

     松坂 志 氏(情報処理推進機構セキュリティ対策推進部標的型攻撃対策グループリーダー)

第2部 グループ討議

(1)情報提供の振り返り
  情報提供で特に重要と思った内容についてホワイトボードに記入し、ICTを利活用する意義・重要性についてグループ内で共有します。
(2)グループ討議の進め方
  教育改革に向けたDX、学生支援改革に向けたDX、業務改革に向けたDXの観点から、社会の変化に対応した大学教育・大学運営の在り方について、課題の洗い出し、解決策の構想を書き出し、Webに掲載して掲示板で意見をうかがいます。

第3部 全体会(発表・相互評価)

  掲示板の意見を踏まえて振り返りを行い、解決策の実現可能性を含めて構想をとりまとめ、オンラインで発表し、意見交換を行います。

【事後研修】

  グループ討議の成果、本講習会に参加して獲得したこと、今後ICTをどのように業務に活かしていくか等についてとりまとめたレポート(A4版1枚程度)を10月12日(火)までに提出していただきます。
  提出先:nomoto@juce.jp

お問い合わせ

 公益社団法人私立大学情報教育協会事務局
  〒102-0073千代田区九段北4-1-14 九段北TLビル4F
  TEL:03-3261-2798 FAX:03-3261-5473