未来を切り拓く志を支援する「学生による社会スタディ」開催要項

公益社団法人 私立大学情報教育協会

 IoT、ビッグデータ、AI、ロボットなどによるデジタルトランスフォーメーションが進展し、様々な分野で産業構造、人々の働き方、ライフスタイルが大きく変化しています。このような中で日本には、社会が抱える課題解決の創出国として自ら新たな成長分野を創り出し、チャレンジしていくことが求められています。
 その源は若者一人ひとりの力に負うところが大きく、とりわけ未来に立ち向かい、自ら切り拓く高い志と意欲に委ねられています。ここでは、情報通信技術を活用して新しい価値の創出の重要性に気づいていただき、早い段階から発展的な学びが展開できることを期待しています。

開催日時

日時:
令和4年2月10日(木)12:30〜17:30
場所:
オンラインによるテレビ会議形式(Zoom使用)で実施します。

プログラム概要

時間 内容
12:00 Zoom接続確認
12:30 開会挨拶
12:40 社会スタディの進め方について
13:00〜13:35 【有識者からの情報提供と意見交換】
未来は君たちの手にある「DXと社会イノベーション」
 須藤  修 氏 (中央大学国際情報学部教授、東京大学大学院特任教授)

 デジタル技術が産業・生活・文化に至る社会のあらゆる分野に浸透し、地球規模で大変動が起きようとしている。デジタル技術を手段として活用し、個人の幸せや社会の豊かさを実現する価値創造に結び付けることが期待される。未来は君たちの手にあるので、文理の境界を超え、新しい社会の創造に向けたスキルの習得や社会的実践を通じて「DX社会で輝ける叡智」を培ってほしい。

13:35〜13:50 ※質疑応答・意見交換
13:50〜14:00 休憩
14:00〜14:35 問題解決のイノベーションから意味のイノベーションへ
 小西 一有 氏 (合同会社タッチコア代表、九州工業大学客員教授)

 グローバルなデジタル変革の中で成長し発展していくには、新たな価値を生み出す様々なイノベーションが求められる。今まで日本が得意としてきた「問題解決のイノベーション」だけでは国際的な競争に勝てない。大事なことは、「モノからコト」へのような人々の生活の豊かさや幸せ感をもたらす「意味のイノベーション」を実現することである。そのためには、失敗をおそれず「経験するという価値」から新しい発想でチャレンジしてほしい。

14:35〜14:50 ※質疑応答・意見交換
14:50〜15:25 サイバー空間とフィジカル空間を組み合わせた学び
 大原 茂之 氏 (東海大学名誉教授、株式会社オプテック会長)

 日本は新しい変化への対応が苦手で昔の成功体験から抜け出せないでいる。その要因の一つとして、領域ごとの活動にとどまっており、サイバー上でデータを横断的に活用し、物事を予測してリアルの世界で構想を実現していくことが遅れている。これからの学びは教室という限られた場ではなく、他分野の人たちと意見交換する学びの場が求められている。さあ、サイバーの世界で主体的に学びを作っていこう。

15:25〜15:40 ※質疑応答・意見交換
15:40 休憩
15:50〜16:50 【気づきの整理と発展】
気づきの整理と発展のためのグループ討議

※ グループで「情報通信技術を活用して未来社会にどのように向きあうか」について考える。
16:50〜17:30 気づきの発表
※グループごとにまとめた結果を代表者が発表する。
17:30 閉会

募集対象

国立・公立・私立の大学1年生・2年生で、オンラインによるテレビ会議(Zoom使用)に参加可能な方

※Zoomにネット接続し、Webカメラ、マイク等を用いて参加できることが条件になります。

募集定員

  1.  崛乾廛蹈哀薀犹臆端圈廖100名(グループ討議を含む全てのプログラムに参加する学生)
    ※申込が定員を超えた場合、一部の大学に参加者が偏らないよう抽選等の方法で参加者を決定します。
  2. ◆崗霾鹹鷆,里澆了臆端圈200名(有識者からの情報提供と質疑応答に限定して参加する学生)

応募方法と応募先URL

応募を締め切りました。

応募締切

令和4年1月21日(金)

参加者の確定

  1. ヽ猟蠅靴「全プログラム参加者」には、1月31日迄に「参加案内」と「ZoomのURL」、「グループ討議の進め方」をメールで連絡します。
  2. 確定した「情報提供のみの参加者」には、1月31日迄に「参加案内」と「ZoomのURL」をメールで連絡します。

プログラムの進め方と学びの成果物の提出、修了証の発行について

  1. (1)有識者からの情報提供と質疑応答(全参加者が対象)
    各有識者から35分程度の情報提供を行い、「Zoomの質問機能」を用いて15分程度の質疑応答を行います。
  2. (2)気づきの整理と発展のためのグループ討議(全プログラム参加者のみ対象)
    「全プログラム参加者」は、有識者からの情報提供を受けて、社会的課題を解決するためにICTやAI等を活用して未来を切り拓いていく自分の姿をイメージし、大学での学びにどのように取組もうとしているのかグループ討議を行い、その結果をグループで発表します。
  3. (3)学びの成果物について(全参加者が対象)
    1. ―了後に、学びの成果物を各自作成し2週間以内にメールで本協会事務局に報告いただきます。(A4、1枚)
    2. ∨楸┣颪燃悗咾寮果物を審査し、令和4年3月末に「修了証」を郵送します。なお、「全プログラム参加者」の中で優れた内容については、「優秀証」を発行し、所属大学の学長に報告するとともに、本協会のWebサイトを通じて紹介します。

開催内容の公開について

  1. 〕識者からの情報提供は、ホームページ上で公開を予定しています。なお、「全プログラム参加者」によるグループ討議の様子は公開しません。
  2. ◆崗霾鹹鷆 ⊆禅娠答、グループ討議」の撮影・録画は、著作権・肖像権の観点から厳禁とします。

本件の連絡先

公益社団法人 私立大学情報教育協会 事務局 担当 森下
〒102-0073 東京都千代田区九段北4-1-14 九段北TLビル4F
TEL:03-3261-2798 FAX:03-3261-5473 morishita@juce.jp

参考:令和2年度「学生による社会スタディ」開催結果の概要

開催日時・場所

開催日時:令和3年2月5日(金) 「オンラインによるテレビ会議形式(Zoom使用)」で開催

参加者

 崛乾廛蹈哀薀犹臆端圈廖淵哀襦璽彳さ弔魎泙狒瓦討離廛蹈哀薀爐忙臆叩
37大学72名、1年生42%、2年生58%、男性53%、女性47%、学部別では情報・理工系学部18%、経済・経営32%、家政系3%、人文社会系33%、法学系11%など。
◆崗霾鹹鷆,里濟臆端圈廖瞥識者からの情報提供と質疑応答・意見交換に限定して参加)
27大学67名、1年生31%、2年生69%、男性52%、女性48%、学部別では情報・理工系学部10%、経済・経営6%、メディア系25%、家政系3%、人文社会系46%、法学系8%、など。

学びの成果

  • 情報提供と質疑応答
    情報提供に対して自分の意見を持って批判的に捉える学生の質問も見られ、参加学生の高い意識が確認された。
  • 気づきの整理と発展
    6名一組のグループでオンラインで意見交換を実施したが、どのグループも熱心に議論が交わされた。
  • 学びの成果確認
    終了後に63名から学びの成果が提出され、56名に「修了証」を発行した。また、特に優れた成果が見られた7名には「優秀証」を発行し所属大学の学長に報告した。

参加者の意見(令和2年度参加者のアンケートより)

1. 社会スタディの内容について

ヾ待通り 63.0%
△曚楷待通り 32.6%
どちらとも言えない 2.2%
ご待外れ 2.2%
2. 社会スタディで役立ったプログラム(複数回答可)

〕識者の情報提供 44.4%
⇒識者との意見交換 18.1%
B沼膤悗粒慇犬箸琉娶交換 36.1%
い修梁 1.4%
3. 社会スタディは学び方や将来を考えるきっかけになったか

,っかけになった 56.5%
△覆辰慎いする 37.0%
どちらとも言えない 4.3%
いっかけにならない 2.2%
参加者からの声
  • 分かりやすいプログラムであり、有識者の話が有意義で刺激を受け役立った。
  • 普段の学生生活では聞けない有識者の貴重なお話を聞くことができ良い学びになった。
  • 文系の自分には難しい内容もあったが、有識者の情報提供は貴重な経験で非常に良かった。
  • 有識者の情報提供、意見交換、他大学の学生との意見交換は大変貴重で有意義な時間だった。
  • 期待以上の内容であった。ここでしか得られない貴重な経験を得ることができた。
  • 社会の変化・動向・今後必要とされる力などを根拠やデータで示していただき大変役立った。
  • これからの大学生活で自分が何をすべきなのか何を学ぶべきなのかを考えるきっかけになった。
  • 物事の視野を広げられたと感じている。機会があれば今後も参加し多面的な考えを身に着けたい。
  • 漠然としていた自分の将来を考えるきっかけになり、将来像を話し合う中でより明確になった。
  • 社会の変化・動向、今後必要な力を根拠やデータで説明いただき将来を考えるきっかけになった。
  • 考え、学びを深める意識とその速度が増し、もっと頑張らないといけないことを感じた。
  • 大学の枠を超えた学生との積極的な意見交換は刺激的で今後のモチベーションにつながった。

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