未来を切り拓く志を支援する「学生による社会スタディ」開催要項

公益社団法人 私立大学情報教育協会

 IoT、ビッグデータ、AI、ロボットなどによるデジタルトランスフォーメーションが進展し、様々な分野で産業構造、人々の働き方、ライフスタイルが大きく変化しています。このような中で日本には、社会が抱える課題解決の創出国として自ら新たな成長分野を創り出し、チャレンジしていくことが求められています。
 その源は若者一人ひとりの力に負うところが大きく、とりわけ未来に立ち向かい、自ら切り拓く高い志と意欲に委ねられています。ここでは、情報通信技術を活用して新しい価値の創出の重要性に気づいていただき、早い段階から発展的な学びが展開できることを期待しています。

開催日時

日時:
令和3年2月5日(金) 午後12時30分〜午後5時30分
場所:
本年度は、新型コロナ感染症防止のため、オンラインによるテレビ会議形式(Zoom使用)で実施します。

プログラム概要

時間 内容
12:00 Zoom接続確認
12:30 開会挨拶
12:40 社会スタディの進め方について
13:00〜13:35 【有識者からの情報提供と意見交換】
未来は君たちの手にある「AIと社会イノベーション」
 須藤  修 氏 (中央大学国際情報学部教授、東京大学大学院情報学環特任教授)

 地球的規模で大変動が起きようとしている。AIの利用は自由、尊厳、平等、安全性及や持続可能性の向上など「人間中心の社会原則」の尊厳が極めて重要である。これからの社会に必要なのは、AIを正しく利用できる素養・知識・倫理を持つことである。未来は君たちの手にあるので、文理の境界を超え、新しい社会の創造に向けたスキルの習得や社会的実践を通じて「AIに負けない叡智」を培ってほしい。

13:35〜13:50 ※質疑応答・意見交換
13:50〜14:00 休憩
14:00〜14:35 デジタル・トランスフォーメーションによる価値創造
 小西 一有 氏 (合同会社タッチコア代表、九州工業大学客員教授)

 グローバルなデジタル変革の中で成長し発展していくには、新たな価値を生み出す様々なイノベーションが求められる。今まで日本が得意としてきた「問題解決のイノベーション」だけでなく、「モノからコト」へのような人々の生活の豊かさや幸せ感をもたらす「意味のイノベーション」が避けられなくなっている。新しい価値を創り出し、成功していくには、経験するという価値に気づき、永く愛される商品やサービスの創造にチャレンジしてほしい。

14:35〜14:50 ※質疑応答・意見交換
14:50〜15:25 超スマート社会で求められる学び
 大原 茂之 氏 (東海大学名誉教授、株式会社オプテック会長)

 世界の中での日本の競争力ランキングは30年前の1位から現在の34位まで下がっている。その要因の一つとして、デジタル社会の中で、「自分でアイディアを生み出し」、「社会の変化を受け止め」、「解決に意欲を持つ」人材が育成されていないことが指摘されている。知識の量や与えられた課題をこなす能力ではAI に勝てない。サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を組み合わせて自分たちの解を模索する思考力・創造力・実践力を身に付け、社会を変えていくことが求められる。

15:25〜15:40 ※質疑応答・意見交換
15:40 休憩
15:50〜16:50 【気づきの整理と発展】
気づきの整理と発展のためのグループ討議

※ グループで「情報通信技術を活用して未来社会にどのように向きあうか」について考える。
16:50〜17:30 気づきの発表
※グループごとにまとめた結果を代表者が発表する。
17:30 閉会

募集対象

国・公・私立大学の1年生・2年生で、オンラインによるテレビ会議(Zoom使用)に参加可能な方

※Zoomにネット接続し、Webカメラ、マイク等を用いて参加できることが参加条件になります。

募集定員

  1.  崛乾廛蹈哀薀犹臆端圈廖100名(グループ討議を含む全てのプログラムに参加する学生)
    ※申込が定員を超えた場合、一部の大学に参加者が偏らないよう抽選等の方法で参加者を決定します。
  2. ◆崗霾鹹鷆,里澆了臆端圈200名(有識者からの情報提供と質疑応答・意見交換に限定して参加する学生)

応募方法と応募先URL

本協会の以下の申込サイトからお申込み下さい。参加費は無料です。

申込みサイト http://www.juce.jp/sangaku/syakai-study/

応募締切

令和3年1月20日(水)

応募先URL

募集は締め切りました

参加者の確定

  1. ヽ猟蠅靴「全プログラム参加者」には、1月末に「参加案内」と「ZoomのURL」、「プログラムの進め方」などをメールで連絡します。
  2. 確定した「情報提供のみの参加者」には、1月末に「参加案内」と「ZoomのURL」をメールで連絡します。

プログラムの進め方と学びの成果物の提出、修了証の発行について

  1. (1)有識者からの情報提供と質疑応答・意見交換(全参加者が対象)
    各有識者から35分程度の情報提供を行い、その後「Zoomの質問機能」を用いて15分程度の質疑応答・意見交換を行います。
  2. (2)気づきの整理と発展のためのグループ討議(全プログラム参加者のみ対象)
    「全プログラム参加者」は、有識者からの情報提供を受けて、社会的課題を解決するためにICTやAI等を活用して未来を切り拓いていく学生自身の姿をイメージし、大学での学びにどのように取組もうとしているのかグループ討議を行い、その結果をグループで発表します。なお、「情報提供のみの参加者」には配信されません。
  3. (3)学びの成果物について(全参加者が対象)
    1. ―了後に、学びの成果物を各自作成し2週間以内にメールで本協会事務局に報告いただきます。(A4、1枚)
    2. ∨楸┣颪燃悗咾寮果物を審査し、令和3年3月末に「修了証」を郵送します。なお、「全プログラム参加者」の中で優れた内容については、「優秀証」を発行し、所属大学の学長に報告するとともに、本協会のWebサイトを通じて紹介します。

開催内容の公開について

  1. 〕識者からの情報提供、質疑応答は、個人情報に配慮して編集した後に、ホームページ上で公開する場合があります。なお、「全プログラム参加者」によるグループ討議の様子は公開しません。
  2. ∋臆端圓「情報提供、質疑応答、グループ討議」の撮影・録画は、著作権・肖像権の観点から厳禁とします。

本件の連絡先

公益社団法人 私立大学情報教育協会 事務局 担当 森下
〒102-0073 東京都千代田区九段北4-1-14 九段北TLビル4F
TEL:03-3261-2798 FAX:03-3261-5473 morishita@juce.jp

参考:令和元年度「学生による社会スタディ」開催結果の概要

開催日時・場所

開催日時:令和2年2月12日(水)12時30分 場所:株式会社 内田洋行 ユビキタス協創広場 CANVAS

参加者

会場参加者:
18大学42名、1年生45%、2年生55%、男性51%、女性49%、学部別では情報・理工系学部33%、経済・経営10%、メディア系24%、家政系5%、人文社会系7%、法学系21%などであった。
ネット参加者:
12大学37名、1年生48%、2年生52%、男性63%、女性37%、学部別では情報・理工系学部40%、経済・経営20%、家政系7%、人文社会系30%などであった。

有識者からの情報提供

  1. (1)さあチャレンジを始めよう“未来は君たちの手にある”- AIと社会イノベーション-
    須藤 修 氏 (東京大学 大学院 情報学環 教授)
  2. (2)価値を創り出すイノベーションとは
    小西 一有 氏 (合同会社タッチコア 代表 九州工業大学 客員教授)
  3. (3)AIを活用する力
    永井 浩史 氏 (富士通株式会社 Data×AI事業本部 ディレクター)

学びの成果

  • 情報提供と質疑応答
    情報提供に対して自分の意見を持って批判的に捉える学生の質問も見られ、参加学生の高い意識が確認された。
  • 気づきの整理と発展
    3名一組のグループで意見交換したが、どのグループも熱心に議論が交わされた。
  • 学びの成果確認
    終了後に39名から学びの成果が提出され、「優秀証」6名、「修了証」28名、「ネット参加証」5名を発行した。

参加者の意見(会場参加者のアンケートより)

1. 社会スタディの内容について

ヾ待通り 65.3%
△曚楷待通り 30.6%
どちらとも言えない 4.1%
ご待外れ 0.0%
2. 社会スタディで役立ったプログラム(複数回答可)

〕識者の情報提供 52.4%
⇒識者と意見交換 14.6%
3慇鹸屬琉娶交換 33.0%
い修梁 0.0%
3. 社会スタディは学び方や将来を考えるきっかけになったか

,っかけになった 51.0%
△覆辰慎いする 46.9%
どちらとも言えない 2.1%
いっかけにならない 0.0%
参加者からの声
  • AIを活用していくためのフレームワークが分かりやすく理解できた。
  • AI、Iot等の新しい動向や今後の可能性を考えていくことに役立った。
  • 普段触れることのない分野の話を聞くことができ大変勉強になった。
  • AIやICTは道具であり意思をもって使いこなす必要性を理解した。
  • 大学の枠を超えた意見交換は刺激的で今後の学びの意欲につながった。
  • イノベーションと技術革新の違いを理解し、新たな価値創造の可能性を感じた。
  • 「意味のイノベーション」、「無知の知」を知ることができて非常に良かった。
  • 他分野の学生と話し合うことで自分の将来を考える大切さに気付いた。
  • 他大学、多分野の学生との意見交換を通じてより深い学びが得られた。
  • 目的意識をもって未来を想定し、今を考える問題解決思考の重要性を感じた。

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