社団法人私立大学情報教育協会
平成16年度第5回歯学教育IT活用研究委員会議事概要

機テ時:平成17年3月4日(金)午後5時から午後7時まで

供ゾ貊蝓Щ箴雍┿務局会議室

掘ソ仞兵圈Э生彊儖長、松久保、那須、藤井、小菅、森實、岡本、河合、上村各委員
  井端事務局長、木田

検ジ‘せ項

 1.3大学間による遠隔授業実験について

 2004年12月に、大阪歯科大学、東京歯科大学、愛知学院大学間で、口腔衛生学をテーマとした遠隔授業を実施したことに伴い、概要について河合委員より報告がなされた。
  2004年1月に大阪歯科大学−愛知学院大学間で実施した遠隔授業では、ビデオチャットと簡易なWebカメラを用いたが、今回はビデオ会議システムのPolycomを用いて実施した。その結果、画質の劣化が若干生じたものの、音声は明確に送受信することが可能となった。しかし、東京歯科大学からの音声は、firewallの設定のためか途中で通信できなくなることがあった。
  授業運営としては、3大学間で交互に講義を配信した後、大学間共通の小テストを実施し、学生に携帯電話によって回答させた。回答結果は即時にWeb上に表示されることから、学生の競争心を駆り立てることに効果的であった。(ただし東京歯科大学は授業時間の都合上、松久保委員からの講義配信のみであった)。
  今回の実験により、複数大学間においても安定した画像音声の配信が可能であることが検証できたので、17年度は4大学間で遠隔授業を実施することとした。なお、参加校は、大阪歯科大学、東京歯科大学、愛知学院大学、日本大学(那須委員)とし、授業テーマは口腔衛生学とした。次回委員会では、授業運営方法、開催時期を継続して検討することとした。

2.その他
  河合委員より、愛知学院大学におけるサイバー・キャンパス構想について説明がなされた。この構想では、大学、地域、産業界とのネットワーク上での連携を目指したものである。具体的には、Web上に仮想大学を設置して、参加者同士のコミュニケーションや教材の閲覧が可能となる。なお、参加者はWeb上にアバターとして表示される。本システムを使用することによって、大学間での同時授業や外来シミュレーションがシステム的には可能となるが、例えば同時授業を実施した際、他大学の学生に対して電子ジャーナルの公開が著作権法上不可能になる可能性が強く、場合によっては今後購読契約をした企業に対して第三者の閲覧が可能となるよう交渉する必要がある。

 次に、事務局より、18年度に発刊予定の報告書について説明がなされた。具体的な発刊時期は、18年11月を予定している。具体的な原稿執筆の開始時期は、18年4~5月を予定しているが、テーマとしては、コア・カリキュラムの各学習項目の到達目標に向けて、有効な授業モデル3〜4つ掲載することにしている。そのため、17年度の委員会では、具体的な授業モデルの検討と、必要に応じて実験授業等実施いただきたい。

 以上を踏まえ、次回委員会では、各委員より紹介可能な授業モデルを提案いただくこととした。