社団法人私立大学情報教育協会
平成15年度第4回心理学教育IT活用研究委員会議事概要

T.日時:平成16年3月27日(土)午後2時から4時まで

U.場所:私情協事務局会議室

V.出席者:木村委員長、今井副委員長、大島、塩谷、中澤、吉田、桐木委員、木田

W.検討事項

1.インターネット上の教材・素材データベースの構築について

第3回の委員会において、インターネット上の教材・素材データベースの構築の方針として、@コンテンツ分類のための階層はあまり深くしない(教科書の各章立て程度に留める)A掲載するコンテンツの選別を行う(内容的に信頼性の低いものは掲載しない)こととした。

第4回の委員会では、前回の委員会において分類した大項目に従い、委員各位より、心理学教育に有益と思われるWeb上の心理学コンテンツの情報を収集いただき、それに関する説明と、実際にいくつかのコンテンツを閲覧した。

まず、今井副委員長からは「社会心理学」に関するWebページを6件、吉田委員からは「感覚と知覚」に関するページを5件、「学習」に関するページを1件、「発達」に関するページを1件、「知能」に関するページを1件、「性格」に関するページを1件、社会心理学に関するページを1件、心理統計・研究法に関するページを2件、心理学史に関するページを1件、「その他」に関するページを4件(内1件は医学情報)、桐木委員からは「心理統計・研究法」に関するページを10件紹介いただいた。(計33件)

(なお、紹介いただいたWebページは、現在http://www.juce.jp/senmon/shinri/blog/より閲覧可能である。)

時間の都合上、全てのページを閲覧することはできなかったが、大学教員、研究室、民間の研究機関が作成したページが殆どであり、内容の信憑性が疑わしいコンテンツは見る限りはなかったため、今回紹介いただいたWebページについては採用することとした。

また、データベースのページ構築は、当面MovableType(Weblogシステム。Cgiスクリプト、xmlから構成されている。)を用いて作成し、事務局が管理運営していくこととした(なお、MovableTypeを用いて現在仮運用しているページは、http://www.juce.jp/senmon/shinri/blogである)。

今後の方針としては、当面委員各位より、随時Web上の心理学コンテンツを調査いただき、掲載の可否について協議していくこととした。

2.その他

第3回の委員会でも提案がなされた通り、16年度内に委員会外の教員との情報交換を目的とした研究集会の開催を、今後検討していくこととした。また、次回、次々回の委員会は、それぞれ6月5日(土)、9月25日(土)に開催することとした。