短期大学生による地域貢献支援事業の試行紹介

 本協会では、短期大学生の社会人基礎力の強化、短期大学のプレゼンス向上を促進する事業として、ICTを活用して複数の短期大学間や自治体等と協働し、学生主体の教育活動を通じて「短期大学生による地域貢献支援事業」を推進するコンソーシアムをネット上に形成し、私立の参加短期大学間で試行し、支援事業のニーズや課題を共有し可能性を探究しています。

1.活動の趣旨

 AIや全てのモノがインターネットでつながる時代では、新たなものを創造して変革を起し、経済や社会など多くの分野に価値を生み出していくことが想定されています。
 市民一人ひとりがそれぞれの立場で地域や国等の変化を見定め、自からの問題として捉え、課題解決にかかわれる人材の育成が大学の教育に要請されています。
 そのような中、地域に根差して貢献活動を展開している短期大学では、教員・職員・学生を一体化した「短期大学力」を強みとしていることから、地域の課題解決はもとより、世界の持続可能性を目指した課題解決(SDGs)に繋がる教育が期待されます。
 本協会では、全国の短期大学に対し、ICTを活用した教育を通じて、複数の短期大学間や自治体等と協働する「短期大学生による地域貢献支援事業」への参加を呼びかけ、賛同された短期大学を中心に「地域貢献支援事業コンソーシアム」活動を進めています。

2.支援事業で期待される効果

  1. |楼莠匆颪箸匹里茲Δ砲かわっていくべきかを体験させることで、「市民としての自分らしさ」を気づかせることにより、コミュニケーション能力や社会人基礎力などの向上が期待できます。
  2. ∧野横断的な学びを通じて、学修成果を社会実装につなげる貴重な機会を提供できます。
  3. 社会の役に立ちたいという高い精神性・自由で豊かな感性・情報発信力などの学生力と教員の研究力、職員のマネジメント力を一体化することで、「短期大学力」としての存在感を社会に強くアピールできます。

3.支援事業の内容と報告

 GoogleClassroomを活用したコンソーシアム活動のプラットフォーム

プラットフォーム

(1)高齢者との交流を促進し、課題解決策を導き出す支援事業

 高齢者や異世代の様々な体験を対面やネットを通じて聞き出す、学生からの大学生活などの様子を紹介し、ネット上でコミュニケーションを行い、許諾いただいた動画を学生チームが録画・編集し、大学や自治体等のWebサイトから発信するなどの支援を目指しています。
 また、今後事業が進んだ段階で、自治体等との関係機関と連携し、高齢者の孤立予防対策、生きがいを高める支援など、専門家・有識者から知見を聴取し、学生の視点で解決策を提案できるようになることを期待しています。

2021年度の活動報告(高齢者支援事業)

  • 実践女子大学短期大学部
  • 山野美容芸術短期大学
  • BABAlab(ババラボ)

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(2)地域価値を発見・発信する支援事業

 自治体等が抱える地域課題について、コンソーシアムの学生チームが解決案を企画提案し、自治体等と連携して地域価値の掘り起こしや解決に向けた実践活動、自治体等の事業推進を支援する活動、地場産業を活性化するための支援などを目指しています。
 その他に、地域特有の文化・風習や自然現象などを映像コンテンツ化し、国内外へ発信して、紹介することなども考えられます。

2021年度の活動報告(地域価値発見支援事業)

A
  • 大阪夕陽丘学園短期大学
  • 三重県志摩市
B
  • 大阪夕陽丘学園短期大学
  • 大阪市天王寺区
C
  • 大阪夕陽丘学園短期大学
  • 兵庫県養父市

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(3)地域課題の解決に向けた取組みを共有する支援事業

 学生主体で支援する地域貢献事業の取組み状況を共有できるよう、プラットフォームを構築して情報提供を支援しています。
 情報提供の内容は、支援事業を始めた経緯、支援事業の概要と成果、支援事業を進めるためのノウハウ、 今後の展望などを簡潔に紹介しています。
 その上で、具体的な支援事業の取組み状況、参加学生からの声、自治体等の感想などを、年次的に掲載しますので、参考にされ、支援事業に参加いただくことを期待しています。

プラットフォーム閲覧方法

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4. 支援事業で実施する教育の位置付けと仕組み

 「高齢者」又は「地域価値」に対する教育は、「課外の学修活動」または、「サービスラーニング」、「課題解決型プロジェクト」などとします。なお、単位認定及び学修成果の評価は、各参加短期大学としての考えを尊重します。

5. プラットフォームの環境と運営

  1. 〇抉膸業の活動情報を短期大学が共有・活用できるようにするため、現在はGoogleClassroomを活用してプラットフォームを構築しており、短期大学に費用負担はありません。
  2. ▲ラウド型グループウェアの管理運営は、短期大学間で役割分担する必要がありますが、当面、本協会の運営委員会で対応します。

6. 支援事業に参加するために

  1. 「情報共有の支援事業」に参加する短期大学は、学内のネットワーク環境以外、特別な準備は不要です。短期大学の担当者には、本協会よりGoogle Classroom活用に必要なアカウントとパスワードを付与します。その際、短期大学としての担当者を1名以上、本協会の短期大学会議教育改革ICT運営委員会に連絡していただく必要があります。
  2. 以上の他に、「高齢者」又は「地域価値」の支援事業に参加する短期大学には、学内での教職員の連携体制への働きかけ、自治体等との教育連携の働きかけなどの準備が考えられます。支援事業の内容によっては、その都度、検討していきます。

7. 問合せや参加申し込み方法

 下記の申し込み用紙に所要事項を記入いただき、メールや電話、FAX等でお申し出ください。 随時、参加申込を受け付けています。

短期大学地域貢献支援事業コンソーシアム参加申し込み用紙(Word)

(問い合わせ先)

〒102-0073 東京都千代田区九段北4-1-14 九段北TLビル4階
公益社団法人 私立大学情報教育協会 (担当:中村、山田)
TEL:03-3261-2798  FAX:03-3261-5473
e-mail:info@juce.jp

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