ICT活用コースの開催結果を掲載しています。
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「大学のDX推進に向けた対応を考える」

 学修者本位の教育への転換、質の向上を目指した新しい学びの創出、学修成果の質保証に向けた教学マネジメント確立の対応が急がれています。
 ICTを駆使して教育の手法や仕組み、教職員の意識改革、学生ひとり一人に応じた学修支援を大学全体の問題として捉え、教育DX、学生支援DX、業務DXに向けた対応を着実に実行していくことが課題となっています。
 そこで本研究講習会では、DX推進に向けた取組み情報を提供し、その上で、フリーディスカッションで意見交流を行い、DXの導入に向けた対応の仕方と課題などについて理解の深化を図ります。

日程・会場

日程:令和5年12月21日(木)13時~17時

会場:Zoom会議室(アルカディア市ケ谷(東京、私学会館)からメイン配信)

参加対象者

  • 大学・短期大学に所属する職員及び教員
    -テーマに興味・関心のある方で自大学での課題解決のために情報収集を必要とする方
    -本協会への加盟・非加盟、所属部署は問いません。
  • 賛助会員企業の社員

参加費

 参加費: 加盟校は、1 名につき15,000円 (10%対象の税込金額15,000円、内消費税額1,363円)
    非加盟校は、1 名につき30,000円(10%対象の税込金額30,000円、内消費税額2,727円)

 参加者には、当日のZoom録画データを後日閲覧できるよう、5日間程度保管し、録画視聴としてテレビ会議室専用のページで案内します。

申し込み方法

 申込方法:「申込書」に記入いただきFAXまたはメール添付で申込みください。
 締切は12月18日(月)ですが締め切り後も定員に余裕があれば受け付けますので問い合わせ下さい。

 ※ オンライン開催のため、一週間前にテレビ会議室専用のURLをメールでお送りします。

 ※ 今回は、講習資料をテレビ会議室専用ページへの掲載のみとし、紙資料集を作成・郵送しませんのでご了承ください。

 参加申込書:左のリンクからダウンロードして利用下さい。

 ※ FAX:03-3261-5473(お問い合わせTel:03-3261-2798) Mail:info@juce.jp

参加費の支払い

参加費は、12月18日(月)までに銀行振込によりお支払いください。

<振込先> りそな銀行 市ヶ谷支店 普通預金口座
口座番号:0054409
名 義 人:私情協
     シジョウキョウ

※ インボイス登録番号 T4010005016714
※ 一週間前にテレビ会議室専用のURLをメールでお送りした後のキャンセルはできません。この場合、参加費の返金は致しませんのでご了承ください。

プログラム概要 13:00~17:00

13:00 開会挨拶 河合 儀昌 氏(金沢工業大学常任理事、運営委員会担当理事)

話題提供

13:05 一人ひとりの個性を伸ばす目標・学修支援DXの取組み
    田代 雄三 氏(日本経済大学業務推進部長)
 学生一人ひとりの目標を見える化し、個別最適な学修をデジタルで、中退率の減少、目標達成、仲間づくりなどの支援をすることで「個性を伸ばす」教育を目指している。

13:35 学生参加型AI開発による学修者本位の学修支援を実現・普及
    二瓶 裕之 氏(北海道医療大学情報センター長)
 内製した教育支援システムやLMSに、蓄積された学習ログのAI解析機能を拡充することで、学部教育に柔軟に対応し、全学的に学生個人に最適化された教育(習熟度別学習や履修指導)を実践している。

14:05 次世代リーダーを目指す女性のためのDX人材育成
    高橋 香織 氏(日本女子大学通信教育・生涯学習事務部生涯学習課長)
 DX推進の中核を担い、それぞれの立場でリーダーシップを発揮できる女性の人材をリスキリングによって育成するプログラムを提供している。

14:35 構内をメタバースで再現したバーチャルキャンパスツアー実践例
    伊藤 誠 氏(畿央大学広報センター課長)
 コロナ禍で360°パノラマ写真、ストリートビュー、学生が水先案内人になるキャンパス紹介動画などの活用が多い中で、試験的にメタバースの枠組みで大学構内を自由に歩き回れるキャンパスツアーにより、大学選びの情報を提供している。

15:05 データドリブン思考による意識・業務改革
    和田 満 氏(桜美林学園総務部長、総合企画部長)
 大学として提供する“教育の質”を、データによって保証することで、教学マネジメントにおける「教育の質保証」、「学修成果の可視化」 につなげられるよう、データドリブン思考を基盤にワークスタイル改革を推進している。

15:35 RPAをはじめとする業務運営DX
    平山 亮 氏(国立大学法人三重大学財務部財務管理チーム調達室長)
 業務自体の見直しによる業務廃止・削減を含めた業務改善を前提として、様々なツールとの組み合わせや連携を考慮したRPAを実施し、大学全体としてニューノーマル時代のDX人材を拡大している。

16:05 フリーディスカッション

17:00 総括・終了