プロとしての自己管理
薬剤師としての自覚は,自己管理(セルフコントロール)にはじまります。薬局にもそれぞれの職場分担があって,自分の持ち場における,職務遂行の責任があります。どの薬局においても,薬局内には余分な人員を配置していませんから,休日でもないのに無断で休んだりすると,仲間に負担をかけ全体の生産制を落とすことになります。一人の故障がどんなに他の人への影響を与えるかを考えましょう。
1.健康管理

2.病院・薬局を代表しているという自覚と認識

3.業務日程表を自分で作成し,実施する習慣。

夜ふかしをしたり,酒を飲み過ぎると翌日の勤務にさしつかえることは勿論ですが,就寝時に風邪をひかないように注意することも大切です。又,格好よさを見せるための薄着や危険なスポーツなども考えものでしょう。完全な勤務のためには,毎朝の爽快な心身が必要です。
身だしなみや言葉使い,行動などがセルフコントロールされ,啓発されてきます。
予定表は,その計画にそって自分の分担のなかで組まれたものでなくてはなりません。処方せん調剤及び付随する準備,閉局 後の整理,また上司へのその日の状況報告などは,薬局のスケジュールにあっていなければなりません。勝手に自分でしたいことだけを書きたてていたのでは,組織のなかにおけるプロとしてのセルフコントロールにはならないのです。