挨拶は人間関係の潤滑油
職場の一日は
      「おはようこざいます」
で始まります。お互いに交わす朝のさわやかな挨拶は,職場を和やかにし,一日のスタートは楽しいものとなります。しかし,だれか一人が,挨拶もせずムッツリと自分の持ち場に着いたら,せっかくの明るい職場も一変して,重苦しいものとなってしまうでしょう。お互いのちょっとした心使いで気持ちのよい一日のスタートがきれるようにしたいものです。
退勤時の「さようなら」
      「お先に失礼します」
は,一日のしめくくりです。お互いの一日の労をねぎらう気持ちを込めて交わす挨拶は,明日の再会のために必要な挨拶です。そそくさと,だれにも挨拶をしないで,いつの間にか消えてしまうようでは,自分もみじめになります。一日,一生懸命仕事をして,充実感に満ちた気持ちで「さようなら」を言いましょう。朝晩の挨拶は,職場の内外を問わず,人間関係をよくする潤滑油として,
大変重要なものです。挨拶を,単なる礼儀としか考えない人もいますが,
これは大きな間違いです。お互いの心と心の触れ合いを作り出す
火付け役として,挨拶は不可欠なものなのです。