話し方の技術
生きた言葉を使って話をするためには，心も生き生きとさせることが必要です。
（１）正しく話す
・内容は正確に話す。
・発音は正しく，音量に気をつけて話す。
・正しい言葉を使う。
・敬語を正しく使う。
・筋道を通して話す。
（２）わかりやすく話す
・わかりやすい言葉を使う。
・専門用語，外国語に気をつける。
・俗語，流行語は避ける。
・簡潔に話す。
・トーンは明るく，すがすがしく話す。
（３）感じよく話す
・礼儀正しく，落ち着いて話す。
・語調に気をつける。
・気取らず，楽な状態で話す。
・相手の目を見て話す。
・誠意と自信を持って話す。
・不確かなことは言わない。
・相手の話の腰を折らない。
（４）聞き上手
・話を聞くということは，ただ黙って聞いていればよいというものではありません。話に集中し，自分からも積極的に話に参加していなければ，人の話を理解することは難しいからです。
・自分の価値基準を相手に押し付けない。相手の価値基準を素直に認め，尊重する謙虚さが必要である。
・相手に対する先入感や偏見にとらわれることなく，話の内容に注意を向ける。
・好奇心，研究心を常に持つことにより，話し手の好意・信頼を得ることができる
・相づちの打ち方によっては，話が弾んだりも沈んだりもする。
・質問は，話が一段落したところで行う。